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育休お茶会②~復帰・キャリアについてモヤモヤを語ろう~
2020年11月~2021年3月、隔週で開催した「育休お茶会」。
各回1時間。3人~5人という少人数で、一人一人がゆっくり考えオープンに話し、皆で聴き合うことを大切にした場で、様々なモヤモヤや不安、未来に向けた話を語り合いました。
※はじまりの経緯、第1回レポはこちら。
次に育休を取得する皆さん、復帰を迎える皆さんへ。
私たちが歩んできた道が、少しでも何かのきっかけになれたら嬉しいです。
第2回は、初のオンライン開催。とても嬉しいことに、東京~九州でつながり、3人でじっくりお話ししました。
頭の中で考えていて、上手く言葉にならない、言葉にしたことのないようなことも、「まず、言葉にしてみる。出し切ってみる。」っていうことを、やってみよう!ということで、一人一人、時間をかけてお話していただき、お互いに聴き合いました。
モヤモヤの共通点
皆、仕事の形態も、職種も、家族の状況も異なりましたが、話をしてみると、モヤモヤには共通点がありました。
「先のことがどうなるか分からない(=決まっていない)。」
「イメージがついていない。」
「具体的に考えられていない。」
そんなことが、モヤモヤに繋がっているようです。
今までに経験したことのないことを想像するのは難しいことで、
身近に、ロールモデルのような存在がいない中で、復帰後の自分を想像するのは、尚更、難しいことだと私も感じています。
「復帰後を想像したときに、自分が持っている産前の働き方のイメージを前提に考えると、『本当に、できるのだろうか?』と思ってしまう。」
「やりがいを感じていた仕事ができくなってしまったり、自分が大切にしていきたい人との関係が途切れてしまうのは悲しい。」
仕事のやりがいや、仕事での人間関係を大切にしたい想いと、子どもを大切に思い、子育てにも時間をかけていきたいという想いの間で生じている葛藤も感じました。
復帰に向けて必要なこと
自分自身の時間・体力・エネルギーを、仕事・育児・家事・リフレッシュにどんなバランスで費やすのか。
子どもも、日々、成長し、変化していく。周りの状況も刻々と変わる中で、永遠の課題のように感じます。
日々、育児に家事に奔走しながらも、先の未来のことを具体的に考える「機会」。
<自分の未来の道筋を考える、そして決める>という多大なエネルギーを使うことに向き合う「勇気」。
そして、考える「時間」・「環境」の確保。
皆さんのお話を聴き合いながら、そんなことが、これから復帰に向けて、必要になってくると実感した1時間でした。
いただいたご感想
「前回に続き、話せて良かった。復帰後の自分がみえていなくて、考えることを避けていたことに気づいた。話すことで、自分を発見できた。」
「一人じゃないということが分かった。みんな同じようなモヤモヤを持っているということが分かったことが大きかった。ゆっくり考えていきたいと思った。」
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「育休お茶会」は、途中で「育休を踊る会」と名前を変え、2021年3月まで隔週で全9回開催しました。
定期的に開催する中で、参加者の皆さんと共に歩んだ、育休から復帰への道のりを、今後も記事でご紹介していければと思います。
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