人生初のLTをオンライン登壇して感じたメリデメをまとめてみた
先日のWomen Techmakers Tokyo 2020で人生初めてのLT登壇をしました。
よくよく考えると【初LTがオンラインイベントだった】というのは、今はまだ珍しいであろう経験なのでは?と思ったので、そこで感じたメリデメを書いてみようと思います。
これからオンラインイベントで登壇される方の参考になれば幸いです。
※話した内容はこちら
前提
はじめにお断りしておくと、私のプレゼンに関連するスキルはこんな感じです。
・外部の人相手に喋るのは学会発表以来数年ぶり
・エンジニア経歴はぼちぼちある
【LT自体は初心者だが、それ以外は初心者に毛が生えた程度の経験はある】
という人間の見解であることは前置きしておきます。
メリット1:居住地や体調を気にせず参加できる
オンラインのメリットとして地方でも参加できることはよく言われています。
が、私は東京在住でも体調不良が多いため、イベントへの登壇はおろか参加自体も心配になって見送ることが多かった。
オンラインなので少々の体調不良は気にせず参加できることが、今回のLT応募最大の決め手だったと思います。
メリット2:観客はカボチャと思って緊張をほぐせる
聴衆の反応が分かり辛いとの話はオンラインとのデメリットで既に良く言われていることです、が。
全くの登壇初心者には、聴衆からの視線に緊張しすぎて失敗するのを防ぐために「観客はカボチャだと思え」ってアドバイスがあるじゃないですか。
オンラインで聴衆が見えないことを逆手に取ると「聴衆の強制カボチャ化現象」で緊張度をほぐしてチャレンジできると思いました。
ガチガチの初心者にとっては却ってチャレンジしやすい環境かもしれません。
デメリット1:PCトラブル操作は自分で乗り切る必要あり
投影用スライドはGoogleハングアウトで画面共有する必要があったのですが、自分のLTターンが来た時に上手く画面共有できないトラブルが発生しました。
幸い私は PC 操作に慣れているので自力で解決したのですが、後になって「もしあれが解決できてなかったら・・・」と考えると、結構ヒヤヒヤものだったなと。
オフラインのイベントであれば PC 操作を運営の方が直接フォローしたり、最悪PCそのものを差し替えたりしてフォローできます。
しかしオンラインだと、通信越しに助言はできても最後は物理的にPCの前へ座ってる自分次第。
コレはPC慣れしていない人にとっては、なかなかハードルが高いと言えそうです。
デメリット2:聴衆からのフィードバックを確認し辛い
メリット2で「ガチガチの初心者はむしろオンラインの方がやりやすいのでは?」と述べました。
が、その超初心者の域を超えて「聴衆の反応を元にプレゼンの良い点悪い点を確認し今後に生かす」ことができるようになると、やはり反応が見えづらいのは辛い。
オンラインだとプレゼンスキルの成長速度が遅くなりがち、と言えるかもしれません。
その他:オンラインイベントは運営がより重要に
今回の登壇経験を改めて振り返って実感したのは、運営が素晴らしいの一言に尽きます。
具体的には、
・事前に運営側とオンラインミーティングでPC環境確認テスト
・丁寧でこまめな当日進行の事前案内
・スムーズな当日進行
などなど。
特に私は事前動作確認テストでこんなやりとりが。
運営「PC内蔵マイクの音質があまり良くなさそうです。外付けのマイクはありますか?」
私「あ、ヘッドセット持ってるので切り替えてみます。・・・どうですか?」
運営「おぉー、凄く音質が良くなりました〜!」
いやぁ、このチェックがなかったら当日の品質がどうなっていたことか・・・
当日は自分が話すLTのクオリティへの心配ばっかり頭をグルグルしていたのですが、これは裏を返せば【運営の心強いサポートのおかげでその他の心配をせずに済んだ】と言っても過言ではなかったです。
(イベント運営のみなさん、ありがとうございました!)
以上、初LTをオンラインで登壇した人間のまとめでした。
オンラインでの登壇にチャレンジしようと考えている方の参考になれば幸いです。
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