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1年2組学級通信 SMILE No.7&8

文化祭の感想を二号に渡ってまとめました。

あなたのここが素晴らしいを伝える

No.7は作文の中に出てきたクラスで頑張ってくれた人たちへの「ありがとう」をまとめました。
中心になって頑張ってくれた生徒たちにこうやって作文の中で感謝を伝えてくれていることを本人にも知ってもらいたかったので名前を出して、その人について書いてあるものを全て箇条書きにしました。
届いていたらいいなぁ…
私からだけじゃなく、クラスのみんなからも必要とされたこと、認められたことが次の力になったらいいなと思い、まとめていたことを思い出します。

課題や気づき

No.8は以下の内容でまとめ。
・気づいたこと
・嫌な気持ち
・良かったこと
・反省
・クラス以外の活動
・これから
・2組の課題。

この中で印象に残っている言葉は
クラス41人全員で一つのものを最後まで成し遂げられなかった
「大変だったのは、自分の係の仕事を一人一人が責任を持ってやらなかったからだと思います」
「クラスの企画を終わらせることができても、クラスの団結力や統一感の無さがこの2組の課題だと思いました」
「以前から重要視されていた積極性が文化祭でも私たちを悩ませました」
一人一人がクラスの一員なんだということを意識して行動しなきゃいけないと感じました」
「自分の仕事は責任を持って最後までやってほしいと思いました。誰かがやるだろうと思っているのではだめだと思いました。」
「2組の人たちは、ちゃんと自分の意見を持っているのに自分から意見を述べられる人があまりいません。なので、次に行われるイベントの合唱祭では、僕も自分から進んでどんどん意見を言っていこうと思いました。そうすることで少しでもみんなをいい方向に刺激することができたらいいなと思いました。」

失敗は成功の大きな土台

正直、当時は「もっと何かできたんじゃないか?」「成功体験をさせてあげられなかった」と後悔をし、「自分は頑張れていない」と自分を責めている日々でした。
しかし、今こうやってみんなの作文を読むと失敗をして、課題を見つけ、気づいたことが2年目、3年目に力となったことです。
もし私が全面的にサポートして、成功していたら上にまとめたような課題や気づきは出てこなかった。
学校という安心できる場所で大いに失敗をする経験をすることは本当に大事だと思います。
当時は失敗だと思っていたことも、今振り返ると大きな成功の土台だと今、気付かされました。
みんなにこの経験をしてもらうことができて、よかったとさえ思えます。
三年間の一年目は失敗の一年でもいいのかもしれません。

クラスの一員であること

そしてもう一つ、この感想を読んで気づいたことは、「クラスの一員であること」の経験が後々「社会の一員であること」に繋がっていくということです。
自分ができることを誰かのために精一杯取り組む経験を学生のうちにしておくことは、社会に出てからどんな仕事についても大きな軸になってくれると思います。
色んな人がいるからこそ、その軸を行事で見つけることができるサポートを教員がすることができれば、自信を持って社会に飛び立っていく生徒を送り出せると思いました。

そして、行事、やっぱり好きだなぁ…
クラス担任、やっぱり好きだったなぁ…

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