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 こんばんは!通信制高校の教師、兼コーチングプロデューサーの

たにむら ゆかこです。

今日はお勤め先の高校の卒業式でした(´;ω;`)朝からうるうる。

数週間前から「先生と会えるのもあと少しだね」なんて言われてうるうるでした。

 卒業生たちが高校二年生だった秋に、私の教員生活一年目がスタートしました。約一年半、彼らと一緒に過ごせたことは幸せでした。

 限られた在校生と卒業生とそのご家族、教員のみの卒業式でした🌸 

 通信制高校の生徒さんは不登校経験者が多いのです。
だから、中学生の時は卒業式にでなかったとか、小中の卒業式は終わったらすぐ帰ったとか、アルバムに息子の写真が一枚しかなかった・・・などのエピソードを卒業生やご家族からお聞きしました。

そういう過去があった後に入った高校。それが本校の通信制高校だったわけです。


その卒業式のあとに・・・
「こんなにうちの子の写真が思い出ムービーや入り口の写真や卒業アルバムにあるなんて!と思って泣いた」とか、
「高校でこんなに友達ができて、卒業式が終わってもみんなと写真が撮りたくて、話したくて帰りたくない!と思ったのは初めて!」とか
そういう話を聞けて、卒業式をなんとか出来てよかったと思いました🌸

卒業する側が「卒業がさみしい」、と感じれるというのは良いことだと思います。なぜなら。学生生活がとても苦だった、というわけではないだろうから。


人生を振り返って、
あのとき、あの日、頑張ったから今がある、とか
あのとき、みんなとの楽しい思い出がある、ということが
心の安定に繋がったり、励みになったりする。
「帰ってこれる場所がある」
「優しい・楽しい思い出がある」
「叱ってくれた・笑いあった人がいた」
それが、卒業生たちの背中を押してくれるはずです。


私が目指したのは、『もう一つの居場所』。
挑戦したり、失敗したり、成功したり、
友達を作ったり、先生といろいろな話をしたり・・・
ひとりの人間として受け入れられて、
愛情をかけられながら、卒業して次のステップを目指せる、
そんな高校、環境づくりを目指しました。
私の教員生活は、一度産休育休に入りますが・・・
卒業生に幸多からんことを願います🌹

面白いな、頑張って!と思ってくださった方!寄付代、生徒さんたちの過去問のテキスト代にさせていただきますので、サポートよろしくお願いいたします♥