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【R. シュタイナー『魂のこよみ』】12月第1週

第35週

認識できるか。
魂の創造意欲の中で、
存在が自らを取り戻してゆくのを。
いま感じる。
この身に力を授かるのを。
唯一無二のこの自己が 
世界の自己の要素として 深く馴染んでゆく。

ルドルフ・シュタイナー
(訳:yuka ogiso) 

私の発する小さな光が
空に浮かぶ満点の星々が結ぶ
大きな大きな星座の一部なのだと思ったら、

しかも、
私の光がなければ
その星座は然るべく形を成さないのだと思ったら、

ふっと肩が楽になって、
むしろ体の奥から力が湧いてくる。

光を大きく見せる必要はなく
別の場所で光ってみる必要もなく

微かだけれど 確かに発しているこの光を 
ここでただ 曇りなく輝かせていることが
私に与えられた たった一つの仕事なのだと。

※Rudolf Steiner,
Anthroposophischer Seelenkalender:52 Wochensprüche
Rudolf Steiner Verlag, Dornach(Schweiz)
1912-1913/2016


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