【R. シュタイナー『魂のこよみ』】3月第4週
今、はじめて燃え上がる。
心の中の熱い炎が。
くすぶっていた黒い塊に
生命の火が宿る。
これまで懸命に組んできた薪に
正しく炎が上がる。
大きすぎも小さすぎもせず
燃え広がることも消えることもなく
ただ正しく。
私をまっすぐ見つめる瞳に応えるとき、
思わず両手が動いて抱きしめているとき、
私は私にふさわしい力で世界を温めるのだ。
※Rudolf Steiner,
Anthroposophischer Seelenkalender:52 Wochensprüche
Rudolf Steiner Verlag, Dornach(Schweiz)
1912-1913/2016
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