映画007一挙放送 17〜21作目 - 感想(ゴールデンアイ・トゥモローネバー・ワールドイズ・ダイアナザー・カジロワ)

はじめに/番組詳細

日程・時刻・バージョン・ラインナップ(簡易版)

◯2023年5月より、BS日テレにて毎週木曜夜9時頃から、映画007シリーズ24作品の一挙放送がスタートしました。

・「ドクター・ノオ」から「スペクター」までの24作品、字幕版での放送。最新作「ノー・タイム・トゥ・ダイ」(2021年公開)は無し。
・CMアリ恐らく全作品ノーカット
・夜9〜11時半、または8〜11時頃まで。
・エンドクレジットも最後まで
・レストア・スタッフ・クレジットも有り
・一部を除いたほぼ全ての作品がレストア盤
・同年10月、全ての字幕版の放送が終わった翌週から、今度は吹替版でイチからスタート。
「またやるんかーい!」と軽くショックを受けたら吹替で嬉しかったです、BS日テレさん。

◯いつかシリーズ全てを見たいと思っていたので、この一挙放送はとてもありがたかったです。せっかくなので定点観測的に、感想を日記のように、書き残しておきます。
とはいえ本腰入れて見た訳じゃないので、ぼんやりしています。
日記です。
感想です。


▽シリーズ全体のあらすじ

◯スパイ映画の金字塔、世界的な映画シリーズ。
イアン・フレミングのスパイ小説を元に、イギリスの諜報機関MI6に所属する主人公の活躍を描く。コードネーム="007"(ダブルオーセブン)を有するジェームズ・ボンドが、世界を脅かす犯罪組織と戦うスパイ・アクション映画。

◯シリーズといっても一部を除くほとんどの作品が独立したものでありつつ、お決まりの要素やお馴染みのキャラクター等やんわりと繋がりもあったり、有名であると同時に稀有なシリーズでもあります。
全作品ほとんど同じあらすじで、その点では寅さんみたいなシリーズであり、数年毎に主演俳優が変わる点は、「今度は誰があの役をやるのか?」という歌舞伎のような面白味もあります。
ちなみに映画の007シリーズは全てカラー作品。


▽ゴールデンアイ(007/ゴールデンアイ)(17)

監督:マーティン・キャンベル
製作:マイケル・G・ウィルソン、バーバラ・ブロッコリ
主演:ピアース・ブロスナン
共演:ショーン・ビーン、イザベラ・スコルプコ、ファムケ・ヤンセン、デスモンド・リュウェリン、サマンサ・ボンド、ジュディ・デンチほか。
初公開は英米日ともに1995年。

(あらすじ)過去の亡霊を振り切って、衛星兵器・ゴールデンアイの脅威から世界を救え、ボンド!

まとめ

前作より6年ぶり、シリーズ第2の転換点となった作品。5代目ボンドのブロスナンの他、これまで全ての製作を担当していたアルバート・R・ブロッコリなど主要キャスト・スタッフのほとんどが入れ替わり、作風もより現代的な内容となりました。リブートと言ってもいいかも。

感想

確か去年(2022年)に見ていたし、バスケW杯を見てたりしてて、後半までの放送はほとんど見てなかった。

画質からして、何となくレストアじゃない方かと思ったらレストア版だった。スタッフクレジット出た。

実は敵だったハッカーが、崩れ落ちる天井を奇跡的に掻い潜って生き残った。と思ったら、液体窒素で凍死する。むごカタルシス。放送見ていて、そうそうこんなシーンあった!と思い出した。テレビ放送の醍醐味。

ラスト。雑草だらけの場所でイチャイチャしていたら、実は雑草をカモフラージュにして味方の軍隊が潜んでいた、っていうオチも「そうそうこんなシーンあった!」。


▽トゥモロー・ネバー・ダイ(007/トゥモロー・ネバー・ダイ)(18)

監督:ロジャー・スポティスウッド
製作:マイケル・G・ウィルソン、バーバラ・ブロッコリ
主演:ピアース・ブロスナン
共演:ジョナサン・プライス、ミシェル・ヨー、デスモンド・リュウェリン、サマンサ・ボンド、ジュディ・デンチほか。
初公開は英米1997年、日本1998年。

(あらすじ)メディア王対ボンド。

まとめ


感想

まるまる見逃した。


▽ワールド・イズ・ノット・イナフ(007/ワールド・イズ・ノット・イナフ)(19)

監督:マイケル・アプテッド
製作:マイケル・G・ウィルソン、バーバラ・ブロッコリ
主演:ピアース・ブロスナン
共演:デニス・リチャーズ、ソフィー・マルソー、ロバート・カーライル、デスモンド・リュウェリン、サマンサ・ボンド、ジュディ・デンチほか。
初公開は英米1999年、日本2000年。

(あらすじ)石油の利権から原子力潜水艦まで、あらゆる事件を調査するボンド。

まとめ


感想

多分見逃した。


▽007/ダイ・アナザー・デイ(20)

監督:リー・タマホリ
製作:マイケル・G・ウィルソン、バーバラ・ブロッコリ
主演:ピアース・ブロスナン
共演:ハル・ベリー、トビー・スティーブンス、ロザムンド・パイク、ジョン・クリーズ、サマンサ・ボンド、ジュディ・デンチほか。
初公開は英米2002年、日本2003年。

(あらすじ)濡れ衣を着せられたボンドが無実を証明する為、そして正義を果たす為、ダイヤモンド王の野望とプライドを打ち砕く。

まとめ

ブロスナンがボンドを演じた最後の作品。

感想

恒例のオープニング。心地良いリズムとは裏腹に、映像では主人公が拷問され続けるところを見させられるというのは新しい。テーマソングも聴き終わる頃には、心地良かったビートも拷問の激しさを表していたような気がしてきた。

あ〜〜〜〜〜ハル・ベリーがビーチから上がって来るのを双眼鏡越しに見るこのシーン、日曜洋画劇場とかのCMでめっっっっっっっっっっちゃ見た気がする。

追手が通り過ぎる直前にロープをピンと張って乗り物から落っことすやつ、どの映画で見てもウケるな。

車で突っ込む→水を外に出す→ハル・ベリーがボンネットの上にくる→スパイ道具(超音波振動器)でフロントガラス割る→ハル・ベリーを車内に引っ張る。
作中でこれまで攻撃や逃亡に使っていた小道具を、今度は人助けの為に使う、この一連の流れがスムーズで上手だし、スパイ映画ではこういうのが見たい。二度目の使用は説明不要だからさりげなく見せている。

人気作なのもわかる。面白い。


▽007/カジノ・ロワイヤル(21)

監督:マーティン・キャンベル
製作:バーバラ・ブロッコリ、マイケル・G・ウィルソン
主演:ダニエル・クレイグ
共演:エヴァ・グリーン、マッツ・ミケルセン、ジェフリー・ライト、イェスパー・クリステンセン、ジュディ・デンチほか。
初公開は英米日ともに2006年。

(あらすじ)巨額の資金をテロ組織へ流すル・シッフルとの闘いや、永遠の女性ヴェスパーとの出会いを経て、ジェームズ・ボンドが”ダブルオーセブン”になるまでのストーリー。

まとめ

3度目の転換点。イーオン・プロダクションとMGM、コロンビア・ピクチャーズほかが共同製作、ソニーが配給の作品。
主演=6代目ボンドはダニエル・クレイグ。

感想

鑑賞済みなので前半ほぼ見逃し。ル・シッフルがポーカーの休憩中に、ホテルの部屋で脅される所から見たと思う。

比較的最近の映画だと思っていたら意外と何年も前だった。という感覚があるからか、画面が少し粗く見えた。フィルムだから?フィルム風にした?それとも本当に今見ると粗いパターン?


シリーズの感想記事リンク

コチラ。

1(ドクター・ノオ)
https://note.com/yukanoyu2157/n/ncb7c33ead211?sub_rt=share_pw

2(ロシアより)
https://note.com/yukanoyu2157/n/n2d0ba2afbd8d?sub_rt=share_pw

3(ゴールドフィンガー)
https://note.com/yukanoyu2157/n/n0d585ef2d5b8?sub_rt=share_pw

4~8(サンダー・二度死・女王・ダイヤ・死ぬやつ)
https://note.com/yukanoyu2157/n/n3c95c5e09be8?sub_rt=share_pw

9~13(黄金銃・私愛した・ムーン・ユアアイズ・オクトパ)
https://note.com/yukanoyu2157/n/nbfd2d41f1768?sub_rt=share_pw

番外&14~16(ネバーセイ・美しき・リビング・消された)
https://note.com/yukanoyu2157/n/n1b207ed43c27?sub_rt=share_pw

22~24+25(慰めの・スカイ・スペクタ・ノータイム)
https://note.com/yukanoyu2157/n/n2c6c663508a7?sub_rt=share_pw

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