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グッズデザイナーについて話す!

ご存知ですか?
グッズデザイナー」という職業のこと。

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キャラクターグッズデザイナー」「アニメグッズデザイナー」「雑貨デザイナー」などと呼ばれることもあります。

この世には様々なデザイナーがいます。

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その中でも「グラフィックデザイナー」の中に含まれるのかな。
グッズデザイナー」はキャラクターやアーティストのグッズデザインを専門とします。

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そろそろ「デザイナー」はメジャーな職業になってきたと思うので、「デザイナーってなぁに?」という話は一切しません。「いやいや、デザイナーってよくわからん」って人には申し訳ないです。Google検索をお願いしやす。

じゃあ、グッズをデザインする職業「グッズデザイナー」の話をします。
※どちらかというと、アニメやキャラクターグッズを想定しています。

気軽に読んでね。

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①「公式グッズ」をデザインする

例えば、漫画であれば原作者と出版社、アーティストであれば御本人と事務所……など、著作権を持つ企業(または人物)がいます。

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その人たちから「グッズを作っていいよ。販売していいよ」と許しを得ることで、「公式グッズ」として売り出すことができます。

しかし、許しを得られたからといって自由気ままにデザインしたものが商品化されるわけではありません。「公式グッズとして世の中に発表できるかどうか?」という監修を受けます。見事OKが出れば、グッズの販売開始です!

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②SNSで自慢しちゃダメで〜す

グッズには必ず権利表記(コピーライト)を入れます。「©」から始まる記述です。

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その記載通り、著作権は「©」以降に書かれる企業・団体・人物が持ちます。

著作権はデザイナーにはありません!(デデドン)

お気に入りのキャラクターやアーティストのグッズデザインをして、「このグッズをデザインしたのは自分です!」と公表することは厳禁です。
※公表を許可された場合はもちろん問題ないです。
たいてい、契約書に守秘義務の項目があります。

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初めてグッズを作ったときの感動を誰かに伝えたいという気持ちはわかる。でも最悪の場合、クライアントと取引停止に繋がるから気をつけよう。

③社内デザイナーor制作会社のデザイナー

社内デザイナー(インハウスデザイナーとも呼ばれる)と制作会社のデザイナーとして働く2パターンがあります。

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マーチャンダイジング(MD)とか、商品プランナーとか、企画・営業とか呼ばれる人たち。商品販売の許諾申請、販路確保、ラインナップ検討など、商品販売に関わる業務をする人たちです。漢字だらけだね。その担当者がデザイナーにグッズのデザイン依頼をします。

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インハウスも制作会社も一長一短です。

④残業が発生しちゃうかも…(ぐぬぬ)

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悲しいけれどこれが現実なのよね。
想像して欲しいのですが、いまの世の中グッズだらけですよね。グッズの数だけ仕事がある……そう考えると、グッズデザイナーは頑張って仕事をこなしていますよ。うんうん。

物量が多いのです。あと「企画→制作→販売→また別の企画」の流れも早いし、同時進行する。

ポップアップショップやライブの開催日を変更するわけにはいかないから、制作日数を短縮するしかないです。

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⑤ファンを喜ばせることが大事

「公式グッズ」として販売するので、ファンの期待を裏切れない!

ファンが悲しむようなデザインをしてはいけない……。
(間違ったデザインは監修の時点でリジェクトを食らうけど、そもそも公式様にふざけたデザインを提出できないです)

作品やアーティストならではの魅力があるので、グッズもその魅力を生かすようにデザインします。

販売後はエゴサしてファンの感想を読んでいるのですが、ファンが喜んでいる様子を見ると嬉しいし安堵します。仕事終わりのビールと同じ。このために仕事してんだよ。

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これで5つ紹介しましたね。というわけで、終わります。

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いきなりディープな話をするとお腹が痛くなっちゃうと思ったのでやめました。
「デザイナー」や「デザイン」に関するお話は、業界の先輩方が書かれているので省きました。ぜひ他のnote記事を読んでみてください。

ではサヨウナラ!


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