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10/30-11/5 心耕す三連休

10月30日(月)

20時前なのにお刺身半額!平静を装いつつ内心踊り狂う。
ひとりぶんとは思えない量を買い込み、結局1,000円近く支払う。

ぜーんぶ食べましたとも
おさかな大好き


10月31日(火)


出がけにピアスを引っつかみ、駅までの道を歩きながらつける。リップは駅かオフィスに着いてから塗る。毎朝そのくらいぎりぎりでやっている。

帰りのバスで「どうしたって伝えられないから」を聴く。ばいばーーい→メロンソーダ→シャワーとコンセントで感極まって涙にじむ。aikoへ、一生ついていく。
移動の多い日で休憩がとれず、つかれはてて普通電車に乗る。

昨日から絶えず頭痛。薬も効かない。経験上、気候の変化に負けていそうなタイプの不調。身体、しっかり頼むよ。あんただけが頼りだよ。

人と話すと汗だくになる。元来ローテンションなもので、仕事では無理をして一生懸命あかるく話す。そのときはたのしいことも多いが、別れた瞬間どっと揺り戻しがくる。
無言無表情で帰路に着く。汗で冷えた背中が寒い。

もらいもののリンツのチケットで限定ドリンク
涙が出そうなくらいうまい 甘さが沁みわたる



11月1日(水)

7時に覚醒、いま起きれば非常に余裕を持って準備ができる……と思いながらしばらく二度寝していたら、地震で目が覚めた。

先日、背面が見えるようにリュックを置いたら、背中が当たるところがうっすらかびていることに気がついた。
汚れではなかった。黒く、かびていた。

今夏を一緒に乗り越えたリュック、一体いかほどの汗を吸い込んだのだろう。心当たりがありすぎる。
一度丸洗いしたものの、ベージュの布地であるがゆえ全体的に汚れも目立つので、これを機に買い替えることにした。この仕事を始めて一年、次は5代目のリュックとなる。いくらなんでもペースが早すぎる。

〜仕事バッグの変遷〜

2022年9月:トートバッグ
→邪魔すぎてリュックを買う
2022年9月:1代目リュック(楽天で買ったノーブランド)
→一週間で内部が破れる。たぶん荷物入れすぎ
2022年9月:2代目リュック(ジュエルナローズ)
→数ヶ月で内部が破れる(たぶん荷物)&肩紐が細くて肩への負担がすごい
2022年冬?:3代目リュック(カリマー)
→開き直って手持ちのカリマー。楽は楽だがいかんせんカジュアルすぎる
2023年春:4代目リュック(ノルディス)
→若者から中高年までみんな持ってるやつ。いっぱい入るし背負うのも楽。かわいいからベージュにしたけど上記の通り汚れが目立つのと、やっぱりもう少しフォーマルめなデザインがいいな〜となり、このたび買い替えを決意

〜現在に至る〜

いいかげん仕事用リュックに自分が求めるものがわかった。ある程度でかく、肩紐が細くなく、カジュアルすぎず、布地ではないもの。
5代目はaceのものにした。素材はナイロン。今度こそもっと長く使えるはず。

仕事で容姿を褒められたり、かわいいから得やね〜みたいなことを言われると、以前は「それは仕事と関係ないんですが!?」とすぐさまファイティングポーズをとっていたけれども、最近は「そうそう〜わたしはかわいいのでね〜〜!」くらいのマインドになってきた。こぎれいでいるための努力はしているのだから、自分の実力と思ってもよろしい。

ひと口食べて「今日マックの気分じゃなかったわ〜」と思う
包み紙をきれいにたためる人にあこがれる



11月2日(木)

実質金曜日の木曜日。うれしすぎる。めずらしく朝から元気。昨日届いたコスメをさっそく使う。

夜、友人と牡蠣。
生牡蠣12個(これはひとりで)、甘海老のカンジャウセウ(韓国醤油漬け)、ブロッコリーの素揚げ、牡蠣のバター醤油炒め、牡蠣のスンドゥブ。
何もかもが悶絶するほどうまい。幸せはここにある。顔がにやけっぱなしだった。

一個160円なのやばい

二軒目で木下龍也さんの「あなたのための短歌集」の話をしていて、わたしがいちばん好きな歌を見せたら泣いてくれた。そんなに尊いことがあるのかと思って心が震える。わたしも泣く。怪しげなアラサー二人組と化す。


11月3日(金)

読みかけの本たちを読了しまくる日。『うどん陣営の受難』(津村記久子)、『ある行旅死亡人の物語』(武田惇志、伊藤亜衣)、『小春日和』(金井美恵子)読了。

NHKラジオで「aiko三昧」という番組をやっていて、聴きながら読む。
本当に自分のためなんじゃないかというタイミングでリリースされた曲のなんと多いこと。そんなふうに思っている人がたくさんいることはわかっているけれども、幸福に自惚れつづけていたい。

(すぐプレイリストつくる屋さん)

粉で買ってきた星乃珈琲の彦星ブレンドがとても好みの味。休日はミルクを入れるのがデフォルトだけども、そのままでもおいしすぎてブラックで二杯飲む。
コーヒーがおいしいとQOLが非常に上がる。平日は水筒に詰めて持って行っているくらい。


11月4日(土)

一日休んだのにまだ土曜日……!

10時半ごろ起きて、洗濯を回し、パンを食べ、「いちばん好きな花」4話見る。今まででいちばん好きな回だった。
昨日に引き続き、幸せを噛みしめながら刻一刻を過ごす(刻一刻ってこういう使い方しませんよね)。予定のない休日、最高すぎる。コーヒーを二杯飲む。

午後、気合を入れて本を読むときに重宝していた喫茶店へ行くと、以前は禁止だったおしゃべりが解禁になっていた。おばちゃん三人組の井戸端会議に気が散って仕方ない。古びた蓄音機からひび割れたジャズが流れてくるのが好きだったのに、それすらまともに聞こえなくて、たまらずイヤホンをつけた。切ない。
前はほとんどが長居する一人客ばかりだったから、利益を考えると仕方がないのだろうか。倍に値上げしてもいいから前のスタイルに戻してほしい、と身勝手ながら思ってしまう。

夕方、恋人と落ち合って軽く夕食をとったのち、元町中華街で食べ歩きをし、商店街のゲームセンターでUFOキャッチャーをしてプリクラを撮ってみた。5年近く交際していても、まだやったことのない物事がいろいろある。

そのあと数ヶ月ぶりの書庫バーへ。子どものとき大好きだった本を見つけてつい手にとる。読書のたのしさを教えてくれた本。

ブックサンタで贈りたいとひそかに目論んでいる

友人と合流し、気がつけば3時間近く。
なんだかんだ盛りだくさんに過ごした。


11月5日(日)

母とさくらももこ展へ。『ちびまる子ちゃん』はもちろん、彼女のエッセイも物心ついたころから愛読してきた。
展示室をちらっと覗いて「わりと小規模そうやな」とか言い合っていたのに、たっぷり2時間は要する見ごたえ十分な展示だった。

年譜を眺める。さくらももこがわたしの年齢のときには、ちびまる子ちゃんのアニメが放映されていたことを知る。芸術分野で名を馳せた人のはじまりの年齢が自分を追い越していても、いつのまにか何も感じなくなっている自分に気づく。当然比べようもないが。
大学生の頃は常に焦燥していた。何もしていないくせに、何かなさねばという思いばかりが募った。どんどん若さが失われていくことが怖かった。

連休の終わりを粛々と受けとめる。今週はイレギュラーな動きが多くなるので、落ち着いてこなしたい所存。暑すぎて毎日半袖で寝ている11月。

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