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やり尽くしたかって西陽が責めてくる

心が殺され続けている。

何気ない言動すべて聞き耳を立てられて、
意図しない方向で解釈され、
意図しない場所へ拡散される。

どうにもならないこともある、気にするな、忘れろと言われても、殺された心は戻ってこない。
でも心を殺した当人たちは呑気に笑っている。

そうして笑えなくなり、言葉も出なくなり、
人と関わることに不安と苛立ちと恐怖を覚えるようになった。

これでも、
覚醒しない頭を大量のカフェインで無理矢理起こし
なんとか踏ん張っているんだと思っていても、
ただ機嫌が悪いだとか、何を考えているかわからないだとか、
相手の感情を損ねたかどうかで判断される。

そういう次元じゃないのに。

もう心底疲れたな。

期待されているようで全くされていないとか、
自分なりに努力して耐えた部分があっさり覆されるとか、
職場をお友達サークルと履き違える人間たちとか、
この場において自分が異質なんだと気付かされる瞬間とか、
それでも理解して欲しくて頑張ってもまた殺される心とか、
全部疲れたんだよな。

明るく振る舞えなくなったのは、
勝手にキャパオーバーした私のせいだけど、
何度も絶望して笑えなくなったのは、
何度も心を殺してきたあなたたちのせいだよ。