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役員決めの時にダンマリを決め込んだママたちはその後もそういう人生なのかな

PTAの役員決め問題ってありますよね。私自身は、PTAの役員になって楽しんだクチなんですが、まあ、あの制度自体、ほんと、時代遅れなので、そろそろどうにかしてもらいたいとは思っています。結局、学校全体の問題なので、私は今でもコツコツとできることをがんばっています。

そう思っている上で、話すんですが、あの役員決めのシーンで「黙秘」で押し通したママたちのその後って、どんな感じなのでしょう。その後もそういう人生を歩んでいるのでしょうか。

何かを理由に拒絶する人

仕事しているから無理
商売しているから無理
親の介護があるから無理
小さい子がいるから無理
色々事情はありますよね。でもそれでもやる人いますよね。工夫次第でやれるんですよね。能力の問題じゃないんですよね。人を巻き込んで工夫できるかどうかなんですよね。確かに、PTAという制度は問題ですが、そこが解決さえできたら、この人たちの人生は「私には無理」って言わなくて済む世界になるのか疑問です。子どもも見ています。

制度そのものを否定はするが改革はしない人

どの制度でもそうですが「この制度、本当やめてほしい」とネットでは言いたい放題。だけど、その方向であなたは改革していける?と聞くと途端に声が小さくなる。一人じゃ解決できなくても、連名で学校や教育委員会に提言するとか、色々できるはず。でもやらない人たちが一定数います。自分一人じゃ世界が変わらないと思っているから、選挙にもいかないかも。子どもも見ています。

先輩ママが回避した策をそのまま真似する人

「とにかく黙って下を向いていたら、そのうち誰か、その沈黙に耐えかねて手を上げてくれるから」そんな先輩ママの情報をそのまま実行する部隊。なんなんでしょうね、このライフハックもどきのアドバイスを、検証もせず、そのまま実行するのって。自分の頭で最適な行動を考えられないから、人がイイ案を出すとそれが全体に及ぼす影響も考えず、実行してしまう。「そのうち誰かやってくれる」という思考パターンは、本当に危険ですよね。子どもも見ています。

私はたまたまPTA活動に興味があったので「在学中の6年間で、子供1人につき1回役員」という制度では、一人っ子の親の私は、役員を1回しかできなくなってしまう……と、ちょっと寂しく思ってたぐらい。それでも役員決めの儀式は必ずあったので、私は目立ちたがり屋に見られないように、ある程度時間をおいて手をあげるようにしていました。ま、結局耐えかねて手を挙げる側ですね(笑)
その間、毎年のように「私は無理です」宣言先行攻撃ママと、黙秘権行使ママの様子を見てきました。
時には立候補する人もいて、すんなり決まると皆が拍手をしていたけれど、陰では「ああよかった。早く終わって」とか「〇〇さんがやってくれて、ラッキー!」とか、そういう声もささやかれていて、私はそのたびに、自分さえ良ければいいという人たちに、うんざりしていました。でも、社会に出ると、本当にそんな人たちばっかり。というか、きっと、あの時のままなんですね。

役員決めの時にダンマリを決め込んだママたちはその後もそういう人生なのかな

何につけても、やれない理由をまず先に言う人、否定はするが改革はしない人、先輩たちのが回避策をそのまま真似する人。こういう人たちって、国が決めた老後の制度についても同じなのかなって想像すると、今度こそ不利になるのではないかと思うのです。それとも、そういう人って、ずっとのらりくらりとトラブルを避けていくのかしら。

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