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2024年。私はもう、十分に強くなっている。

元日。1年の振り返りをした。毎週シートに振り返りを書き込んでいるので、今年は53枚。かなりの量だ。
こうした振り返りの意味と方法等についてはこちら

修行のような1年だった

5年頑張ってきたNPOを辞めた。ごっそり空いた時間を本来の仕事につぎ込もうと思ったが、前から興味のあった不登校についての事業の相談などをした。しかし、そこがなかなかうまくいかず。でもその線は今も細く伸びている。
もう少し長期的な計画を立てようと、3か月スパンで事業を考えようとするが、夏に実家に帰った時、父の認知症に気づく。そこから一気に認知症の勉強。事業の見直しはそれからずっと後回し。介護は、縁のない話だと思っていたから、一から調べながら、取り組むことに。それよりも、そもそもスタートラインに立てていなかったことに妹に気づかされる。心構えを間違えた。
親がホットドック1つ買うのに必死なのに、遠隔介護なんて考えていた私。本当に愚かだった。

誕生日にコロナにかかり、自分のLIVEを1本欠席。
11月にはインフルエンザにかかり、またもやLIVEを欠席。
そこの健康管理の甘さ、そして、迷惑をかけたことのお詫びについて、厳しく言ってくれる人がいて、そこでも私は自分の愚かさに気づかされる。

このままじゃダメだ。と、多少メンタルを壊しながらも、自分なりに「生き直し」の修行をしていった。

そんな中、入院していた父の転倒。母のメンタルも限界だったから、妹と協力し退院後の準備をした。そこで出会ったのが、介護保険のおかしさ。たくさん記事を書いたので、読んで欲しい。

退院前の準備。妹と協力して進める。キーパーソンは妹。実家の近くに住むので、リアルに会ったり届けたりは彼女。私はネットで出来ること、病院側との治療費の交渉、インターネット整備、確定申告準備など。

3か月で準備したことをメモします。1つ1つがそれだけで記事になるほど重要で大変で「知らなかった」こと。皆さんも知らないのでは?

まず、父のケアマネに母のケアマネにもなってもらい、母の介護度を認定。
認定で母が要介護2となったので、母の介護保険で、父と母の共用部分(トイレ、風呂など)に手すりを設置。
父の生活箇所は自費で手すりをレンタル。
母の生活が大変になると、母の宅食サービスを開始。
父はごみ出し等をしていたけれど、それも無理なので、こちらも母の介護保険でヘルパーさんを依頼。
買い物支援も付ける。
父のおむつ替えを母ができないので、父のデイサービスを契約。
(朝、デイサービスの人に連れて行ってもらいそこでおむつ替えをする作戦)
父の退院日にケアマネが、デイサービス担当者、ヘルパーの会社、介護用品の会社の人等、全員を集めて総勢10名でケアプラン作成。
なんと翌日からデイサービスやヘルパーさんが利用可能に。
インターネットも引いて、遠隔監視もできるようにする。
完璧に思えた。
本が書ける!っていうくらい完璧に準備した……つもりだった。

3か月ぶりの我が家で安心するかと思いきや、大勢のヘルパーさんが数時間おきに訪れ、父を介護する。「だまされているようだ」と父。
明日から前とは違う施設でデイサービスという話の展開などについていけないのだ。
移動も大変で、急遽手すり棒を自費で追加。
靴下が滑る、食卓の位置が遠い、見慣れない宅配サービスの弁当に戸惑う等々。
一人で立てないのに立ち上がろうとするし、新たに設置したインターネットの器械やエアコンのランプを気にする。
プチパニック状態。

そして何より、3か月も続いた一人暮らしで自分のペースで生きてきた母が一番大変そうだった。
妹と二人で相談し、父は認知症なので、分かっていないから、専門家に任せ、まずは母のメンタルケアを最優先にしようと相談した。
うん、やっぱり本が書けそうだ(笑)

修行ゾーンの突破。

私は、しいたけ占いのファンだが、今年の双子座にこんな言葉があった。
修行ゾーンの突破。
これって私のこと?
ちなみに、しいたけ占いのファンの人は、全員そう思う。

やっと、突破なのかー。ただの不具合かと思ったけど、事故で、では修理かと思ったら、修行だった。2023年はそんな1年だった。
長い長いトンネルの中を、時々ぶつかりながら走り続けてきたけれど、もうすぐ突破する感じがする。

2024年。私はもう、十分に強くなっている。

2024年は、まず健康に気を配り自分を大切にする。
そして、健康になった自分を、他人のためにフル活用する。
自分を客観的に見て、コントロールしながら、自分を使いこなす。無理はしない。

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