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仕組みやお金などでは埋まらない、毎日の習慣が与える人生の差

ノートを整理していたら、昔読んだ『自分を変える1つの習慣』の読後メモが出てきた。

2016年当時の読後メモ

『自分を変える1つの習慣』
ロリー・バーデン (著), 児島 修 (翻訳)
なんだか自分が嫌い。もっといい人生を送りたい。そんな人に。(私も再読しようかな)
この本で語られるたった1つの習慣とは、
「できればしたくない行動を、できるかぎりすみやかに行なえる習慣」
なのです。

先ほどのメモが、ちょっと汚いので図式化しました。

できればしたくない行動を後回しにすると問題がひどくなっていく

この本の序章にはこのように書いてある。

世界中の95%の人たちはエスカレーターに乗っている

『自分を変える1つの習慣』より

私たちは実は知っている。エスカレーターに乗るより、階段を使った方が、体に良いことを。あなたも私も知っている。エスカレーターに乗るより、階段を使った方が、自分の足腰を鍛えることになり、将来的には良いと言うことを。
知ってはいるんだけど、なぜか「今日だけはいいか」そういう理由をあれこれ取り付けて、その「今日」を「毎日」繰り返している。「荷物が多いから」「会社に着いたら忙しいから」と、思いつく限りの言い訳を自分に言い聞かせて、今日もエスカレーターに乗る。言い訳をする人はまだいい。そんなことを考えもせず、全自動人間のようにエスカレーターに向かう人。それを毎回繰り返してると、どうなるか。実は私たちは、その結果にも、うっすら気づいてはいる。階段を登れない人になってしまうのだ。

エスカレーターの問題以外にも、肥満、結婚、喫煙、食生活、人間関係などのトラブルの対応が、先送りされている状態。それらを重症化しないうちにやっつける効果的な方法として「ちょっとキツイが正しい道」を選ぶことを習慣化すること。その方法が書かれた本です。

私もこの本を読んでから、スーツケースを持って移動してる時と、大江戸線の六本木駅のように7回もエスカレーターを使うような深い地下鉄の駅の2パターン以外は、階段を使うようルール化した。言い訳ナシ(笑)
とにかく考えちゃうと、エレベーターを選んでしまうので、考え始める前に、脊髄反射のように階段を選ぶ。
エレベーターと階段があったら階段を選ぶ
ではなく
階段があるから階段を上る
だ。

この私のメモに面白いことがメモしてある。「料理はココ」だの「ダイエットはこのあたり」だの「片付けイマココ」というメモだ。料理は、ちょっと何で書いたか思い出せないが、「ダイエット」とあるのは、6年前のこの頃、ちょうど太ってきたことが気になったあたりの時期だったのだろう。その後、この矢印は左にズレて成功したのか、それとも「あとで」と先送りし、右にズレて大問題に発展したのか?
実は、この3年後ぐらい、解決が難しい問題になってしまったのだ。仕事の邪魔をするようなことはなかったが、かなり気になってしまうレベルに。いやー、先送りって怖いね。ただ、下の矢印にある通り、このレベルの差は、お金で埋めることができる。私はパーソナルジムに毎週通った。やっと運動の習慣がついて、矢印は左側に向きつつある。
さて、片付けの方は先送りして、大変なことになっている。部屋が散らかっていることが「気になってきた」も通り過ぎ、部屋が散らかっていることが「仕事の邪魔をする」状態になっても後回しにした結果、部屋が散らかってることが「生活の一部」になり、それでも先送りしたので、今や「部屋が散らかってる人」という人間になりつつあります。2016年から先送りにしていた結果です。
何冊断捨離本を読んでも、私の部屋は片付かない。それはもう片付かないことが、私の人生の一部になってしまっているからだ。習慣って怖いね。

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