見出し画像

自分のスキの定義。人生で買ってよかった物ベスト3

あなたの人生で買ってよかった物ベスト3は何ですか?

あるコミュニティで「包丁を買い替えたいんだけど、皆さんどんな包丁を使ってますか?」と質問した人がいて、皆さん色々なブランドを答えていたんですが、私が自分の選んだ包丁のことを「人生で買ったよかった物ベスト3のうち1つです」と表現したらみんな大笑い。多分「それぐらい買って良かったものなんだな」「そういう表現なんだな」と受け取ったのだと思いますが、実は、私は常に人生で買って良かったものを考えていて、ちゃんとこの包丁はその中に入ってるんですね。ガチでベスト3です。
「買って良かった」と思うものは、その瞬間にはたくさんあると思います。購入日にはそう思ったとか。買い物自体が、ストレス発散になるし、何かを買うということは気持ちのいいもの。でも「もうちょっといいのがあったかもな」とか「ここがちょっと残念」とか「やっぱり買わなければよかったかも。でも、ま、いっか」とか、そう思うものが結構ありますよね。

しかし、中には、すごく良かった!これを買ったことによってQOLが上がった!生活が改善した!もっと早く買えば良かった!というものもありますよね。
どれがそうなのか、なぜそうなのかを言語化しておくっていうのは、すごく大事。自分のツボ、というか、こういうものを買うと、私はQOLが上がるんだっていうポイントは人によって違うでしょ? 言語化しておくっていうのは、自分のスキの定義化って行為だと思います。

私は「機能」私は「美意識」私は「コスパ」

何を基準にすると、自分は幸せなのか。考えることになりますよね。

この記事を読んだら、皆さんの「人生で買ってよかったものベスト3」を教えてくださいね。

1 京セラのセラミック包丁

人のお宅でお料理の手伝いをした時に、この包丁に出会いました。その方のは、柄が水色で、パッと見、おもちゃの包丁のよう。でも切ってみてびっくり!何でもスーッと切れて、ストレスなし!
子供が小さい時に、ベネッセの子供向けお料理サブスク「ボンメルシィ」に入っていて、そこの入会記念で子供用の包丁をもらったことがあるのですが、それに似ていました。子供用なのに、いえ、子供用だからこそ、すごく切れる。もしかしたら同じものだったのかもしれません。

子供のおもちゃのような顔をしてるのに、結構いいお値段でした。
でも私は実際に使って、その快適さを知っているので、これが我が家のキッチンツールの仲間に入ったら、ものすごく料理の時間が変わると実感していました。
まず「切りにくいな」と思うストレスが0になりました。
硬いものはもちろん、軟らかいものにこそ本領発揮。スッと切れます。よく、実演販売でトマトなんかを切る包丁がありますけど、あんな感じ。あんな感じで色々なものがノンストレスで切れるので、とにかく何かを切るのが楽しいです。
よく、包丁で皮つきの鶏肉を切るのが大変だからとキッチンバサミを使う人がいます。私もずっとそうしてきました。が、この包丁があれば、その後洗うのが結構大変なキッチンバサミも出番が減りました。
ちなみに、包丁を買い替えるので情報を集めていた彼女は、これを買って、大満足!とのこと。

2 ドラム式洗濯乾燥機

これは、持っている人は皆さん納得かと思います。先日、雨の日の夕方に洗濯を始めました。夜にはふわふわに乾きました。特に梅雨時にそのありがたさを実感します。実感するんですけど、実は「前はどうだったかな……」と思い出せないぐらい快適です。
これを購入する前の梅雨時の自分を想像すると、確か、生乾きの匂いと戦っていた記憶があります。
この洗濯機を購入するまでは「いや、洗濯物はお天道様に当てて日光消毒をしないとだめだよね」とか「いや、洗濯物干す時に考え事をするのがいいんだよね」とか「いや、天気予報をしっかり見るようになっていいよね」とか、今から思うと、こじつけのような言い訳をたくさんして、購入を先延ばしにしていた気がします。
そうです!私の唯一の反省点は、この洗濯機を子供が部活をやっている時に買わなかったこと!(笑)
中学生でテニス、高校生でバレー、大学生でヨット。こんなにスポーツマンな息子がいたのに、毎日毎日洗濯物があったのに、どうしてあの時代に、全自動ではない洗濯機で一生懸命一生懸命洗濯してたんでしょう。
夫と二人暮らしの今、洗濯物が少なくなって、この洗濯機こそ、機会損失だったのかななんて思います。

3 ARIAのギター

ギターの音色は、弾く人のテクニックや、エフェクターやアンプなどの増幅器で変わりますが、何と言ってもピックアップです。私はそこに投資するのに勇気が要りました。
自分の実力で、良いギターを買っても、意味がないと思っていたからです。
でもよく考えたら、同じように実力のないギタリストだったら、ピックアップのいいやつ買った方が良かったんですね(笑)
もう何十年も安いもので我慢していました。それがこのギターになった途端、みんなに「いい音出してるね!」と言われるようになったんです。どのライブハウスでも、リハーサルの段階で、みんなに「いい音だったね」「いい音だね」って言われます。
実は、私、アンプとギターの間に、何もつないでいないんですね。アン直ではないんです。ブレイクとかがある曲もあるので、ボリュームペダルは入れています。そしてチューナーはつながっています。でも基本スルーなんです。

こんな仰々しいエフェクターボードでも、実は音は基本スルーなんです(笑)ソロの時に左上のディレイがかかるのと、特殊エフェクターがある時に中央のマルチコンプがオクターバーになったりするだけ。
それぐらいこのギターのピックアップはいいんですね。

こう考えると「もっと早く買っておけばよかった」と思うものこそ、買ってよかったものになるのかな。
どれもこれも、お試しができて、それが自分のことに腹落ちしたら決断が早かったかもしれません。そういう意味で、言語化で分かったのは「とにかく試す」です。使っている人に聞く、というのはちょっと違う。だって、その人と自分の生活は違うから。だから、使ってみるっていうのがいいのかも。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?