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令和になっても代表者として女性を選出できない組織は、つまりいまだにそういう風土っていうこと

最近、色々な代表者が集まるような会議に出席することが多い。その時の男女比はだいたい 7 : 3 ぐらい。日本人の人口の男女比が 5 : 5 なのに代表者の男女比は、なぜ 7 : 3 ぐらいなんだろう。

ちょっと多様性の分野で一歩進んでいる会社の友達の話なんかを聞くと、役員も 5 : 5 に近づいてきているという。

こと地域の話し合いになると、民生委員とか PTA とか、もともと女性の比率が多いところの代表者も参加していて、そういうところは、女性が多いはずなんだけれど、そこでの代表選びとして、世間の印象とは逆に男性を選んだりすることがあって、そうすると、ここの PTA 進んでるね!ってことになる。だから結局そういう人たちが集まると、結局、男ばっかりになっちゃう。

で、何について話し合っているかと言うと、地域のこととか、学校のこととか、福祉のこととか。そういうことを話し合ってるのね。その対象者の男女比は、 5 : 5 なのに。

住んでいる人の男女比が 5 : 5 である地域の問題を解決しようとしてるのに、解決している代表者の男女比が 7 : 3 って……もうどうしようもないよね。

令和になっても、代表者として女性を選出できない組織は、つまり、いまだに、そういう風土っていうこと。恥ずかしい。

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