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上手に人に任せられない人が、55歳を過ぎた場合

今朝、ブラウザを開いたとたん、Google先生から出口先生の本を勧められた。Google先生に私の興味を知られることになったのは、APUの学長交代のニュースを見たからかもしれない。さっそく購入。

さて、目次を見ると、

報告・連絡・相談は「上司が部下に行う」もの

とある。さすが出口先生!
先生を見ると「実るほど頭が下がる稲穂かな」という言葉を思い出す。
先生の「謙虚」な姿勢の100分の1でも私にあったらなぁ。

私は、一人仕事なので部下という人は存在しないけれど、チームで動く時にリーダーになることが多い。その時に、一人で仕事を抱えてしまい、何かあった時に本当に困るような事態になってしまうことがある。

優秀なリーダーは人に任せるのも上手

それは分かっているよ。

上手に人に任せて、自分には自分にしかできないことを新しく受け入れる。それがチームの発展にもつながる

ということも、もう耳にタコ。でもそうできないタイプの人ができない歳になったら、なかなか大変なのよ。

私のように、それが悪い癖だとわかっていても、55歳を過ぎると、自分の性格を直していくのがなかなか大変だ。
だから、本当に若いうちに、こういう力をつけておかないとね。
年を取ると、分かっていても直しにくくなるから。自分で実感中(笑)

そんな私にもこの本は良さげだ。なぜそうしなくてはいけないか、出口先生の謙虚な姿勢と群を抜いた、読書と旅という経験から来る頭脳で、理由が丁寧に書かれている。

パラパラとめくって特に良いと思ったのは「任せ方のルール」のところ

的確な指示を出すための4つの条件として

条件① 期限を示す
条件② 優先順位を示す
条件③ 目的・背景を示す
条件④ レベルを示す

とあった

チームメイトに「これをしておいて」と頼むことがある。何かちょっとイレギュラーなことがあった時にうまくいかなくなるのは、特に③の目的と背景を伝えていないからかもしれないと分かった。
これがメンドクサイ。55歳過ぎるとメンドクサイ(笑)
でも、そうしていないからトラブルは起こる。
私には分かる。相手にも「分かってよ」「気づいてよ」と思う。
でも、言葉にしないといけないんだな。

この本は、別に、企業のトップリーダーじゃなくても、良い本のようで、そういうレビューもたくさんある。
「任せ方の教科書」というだけあって、そういうヒントもたくさん載っている。そして、55歳以上の頑固な人こそ、読むべき本みたいだ。
これから読んでみようっと。

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