見出し画像

物を捨てたらキッチンが新しくなる話

どうしたらいいか分からないものは、残しておかないでよ。

もし、物が多い私が死んだら、処分に困るよねって話になった時の息子のセリフ。でもほんとそう。人から見たらごみにしか見えないモノも、私にとっては宝物だったりするよね。

例えば、コンサートでキャッチしたギターのピック。息子からしたら、小さなプラスチックごみかもしれない(笑)
私と一緒に燃やすにしては、ごみ(遺品)は多すぎるし、親族はたいてい、そんなものは入れない。

そんな感じで、そのセリフをきっかけに、いろいろと片付けるようになった。服は1/10くらいになったし、カバンや靴などは、普段用と冠婚葬祭用くらいしかない。
相変わらず片付かないエリアもあるけれど、日々減ってきている。

マットカッツの30日チャレンジというのがあって、この動画も片付けのきっかけになった。生徒の作文教材にしていて、子どもたちと何かを続ける約束をした。1日10個モノを捨てるという約束をした。

なんでも30日続けたら習慣化できる。それだけでなく、思わぬ副産物も手に入れるというストーリー。コンピューターオタクだったマットさんは、30日間写真を撮り続けるということに挑戦し、30日後には、部屋から外へ出られるようになっていた。きっと太陽光を浴びて元気になったのだろう。自転車に乗るようになり、本来の目的ではなかった筋肉がついた。そして山登りをするようになり、キリマンジャロ登山に成功。

そう。何かを続けると、続ける前とは別の自分になっているということ。
そして、面白いのは、想像もしていなかった副産物を得られるということだ。彼にとっては、主たる目的ではなかった「筋肉」のように。

私の片付けも、思いがけない副産物があった。
なんと、私より、旦那の片付けが加速したのだ。きれいになった部屋を眺めて思いついたのか「キッチンを新しくしようか?」という言葉まで出てきた。

え?キッチン?(笑)

なかなか面白い展開になっている。

ちなみに、今日は、彼の本を300冊くらい処分し、棚が少し空いた。

ちなみにちなみに、私たち二人は本が大好きで、毎週2,3冊ずつくらい増える。本は大量に持っているが、結構サイクルは早い。蔵書は多分、千冊くらいだろうか。でも、入った分、定期的に出ていく。

そんなボリュームで処分するので、手間を考えると、メルカリとかはやってられない。そういう時に利用するのがこの会社。
もうほんと楽。箱に詰めるだけ。引き取りに来た人が持って行ってくれる。今日は10時にサイトで「5箱」とぽちっと入力したら、14時には来てくれた。
そして、適正価格で自動査定、すぐに代金が振り込まれる。引き取った本は、Amazonなどでも再販売されているし、子どもたちの図書室にも運ばれる。とにかく本への愛がある会社で、本にまつわる社会貢献活動も行っている。

一回売ると、メルマガにいろいろなクーポンが付いてくる。今回は、送料が無料になった。500円の5箱分、2,500円がタダになった。査定量がアップするクーポンもあったので使った。ネット上でもクーポンを受け取れる場合があるから、季節の変わり目で本の処分に困っている人、受験が終わって子供の本棚を片付けたい人、ちょっと覗いてみたら?

まさか、キッチンをきれいにする副産物が来るとは思わなかった今回の断捨離。こうなってくると、もう少し続けてみて、どんな副産物が出てくるか、けっこう楽しみだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?