優れた幼児教育とガラスのコップ

子どもと過ごす「今」を心から幸せと思う毎日を創造したいあなたへ

子どもも大人も、心が豊かになる☆
世界で最も先進的な幼児教育、レッジョエミリア・アプローチの思想を
子育てに活かす方法を伝授する幼児教育専門家　川口由佳子です。

国際的に最も優れた幼児教育と評価され世界に広まり
世界中から、この街でどんな幼児教育をしているのか
視察にくる人たちが絶えないレッジョエミリア・アプローチ。

イタリアの現地に研修に行った際に、
印象に残ったことがあります。

幼児教育の本質を、人との関わりの素晴らしさを、
伝え続けているレッジョエミリアの方々。

そんな中でも、世界中からやってくる
レッジョエミリア・アプローチに興味がある教育者の中には、
とにかくノウハウを知りたいのだ、
やり方を教えてくれ、という姿勢の方も
そこには少なからずいます。

現地での教育研修に参加した際に
飛び交ったノウハウや、
やり方に対する質問に関しても、
徹底的に、重要なのは、
「あなたの人と向き合う姿勢である」
ということを伝え続ける
レッジョエミリアの教育関係者の姿に私は、
本当に心が痺れたのです。

例えば、「ガラスのコップ」。

レッジョエミリアの方達は、
子ども達が1歳、2歳の頃から
ガラスのコップを子ども達に提供します。

割れるもの、であっても、
子ども達に扱い方と、「本物さ」の価値を伝え、
見本を見せていけば、子ども達も、
その在り方で、ガラスのコップを扱うのだ、
という考えがあるからです。

「やり方」だけを掻い摘んで、
自分の園などで、ガラスのコップを
子ども達に提供している方達が、
とにかくガラスのコップが割れ、
危なくて、とてもじゃないけどやっていられない、
どうやってカオスになることなく
ガラスのコップを提供できるように
クラス運営ができるのか、という質問をしたのです。

「ガラスのコップを提供することが
重要なことではないのです。
あなた方は子ども達のことを
どのようなイメージを持って見ていますか？
子ども達を社会の一員、
子ども達は本物の素晴らしさを
感じることができる人たちだ、
と確信を持って接していますか？
その確信を持って接しているのであれば、
どのような声かけや、提供の仕方を
あなた方はできると思いますか？」

こう、レッジョエミリアの方々は答えました。

とにかく「やり方」よりも
大切なことについて淡々と、冷静に、
静かな情熱を持って伝え続ける姿に
感動を覚えました。

子育ても同じです。私たちは、
どうしてもガラスのコップを提供する方法を
知りたいと思ってしまうのです。

どうしたらガラスのコップを
子どもが使えるようになるのか、
その「やり方」を知りたいのです。

でも、そこが重要ではありません。
そこに至るまでの土台があるのです。

私が、幼児教育専門家としてママ達と関わる今。

その土台について考え続け、
子どもとの関わりにおいて大切なことを
一緒に探究し、
人間についての問いを深める質問を
提供していきたいという想いで活動しています。

ー今後の予定ー

ママ革命プログラムは10月10日に始まります。
土台とやり方、両方の大切さを
感じ取ってくださるあなたの
ご参加をお待ちしています。

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ー川口由佳子と繋がるー

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