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1月20日(水)

 今日は1時間ほど残業。社長と商品提供の方法で議論。今の会社が私にとっては「ビジネス」として英語を使う初めての現場だったけど、気がつけばもう3年ほどは経ち、社長の厳しい指導のおかげもあって、論理的に話をできるようになってきた。フルタイムから今のパートタイム形態になったものの、やはり継続してきているだけの価値と利益はある。今週は家でも少し仕事をする必要がありそうだ。残業代もでないような会社だけれど、どんな状況下であれ、時にはやらなければならないことはある。やらないでチャンスを逃すのは、ただのばかだ。

 遅く帰宅してから、約2年ぶりに長野に住む友人とテレビ電話をした。2人で呑みながらの近況報告会。知らない間に向こうには彼氏ができ、結婚する関係でなんと近々バンコクに引っ越すのだという。人の人生は本当に多彩だ。話すだけで元気をもらえる彼女の笑顔を惜しみながら、またすぐに電話をしようねと切った。

 その後お風呂に入ろうと思っていたら、地元の友人からも連絡があり、また彼女と電話を始めた。この子とも少し間の空いた連絡だったが、驚くことに、こちらも年末に初めて彼氏の家族に会いに行ったという。タイミングって本当に面白い。今年からまずは同棲を始める予定らしい。彼女は中学1年の頃からの友達で、3年間とにかく一番時間を一緒に過ごした仲だ。高校は同じだったけれど、課が違った関係で遊ぶ機会もなくなってしまったが、時々こうして連絡をとっている。同じ血液型で考え方も感じ方も似ているせいか、話しているととにかく安心する。彼女の報告に、心から嬉しかった。みんなが幸せになっていく報告が、私は何より嬉しい。明日朝早く仕事だったので、また電話しようねと電話を切った。

 悩んでいることがある時は、とにかく人に話すしかない。昔は誰にも話さず、ひとりで解決しようとひたすら考えていた。今思うと、ただの強がりだ。考えることがさらなる悩みを生んでいることに気づいてからは、声に出して相手に伝えながら、自分に伝えることで考えを「見る」ことを心掛けている。電話の後には必ず「もうわかったわ。おっけい」が待っている。

 寝る時間がだいぶ押してしまったけれど、パッとシャワーを浴びて布団に入る。解決したように見えた悩みが再び顔を出す前に、早く夢の世界へ行かなければ。

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