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それって選り好み

お肉が食べたい中学生の部活前弁当

十和田バラ焼き丼
オクラの海苔和え
トマトとゼリー

暑さにやられ気味なのか、食欲があまり沸かないんだ、と中学1年生がこぼす。
それでも体は正直で、お肉は食べたいんだと。

朝ごはんに何が重たいのか、をおやつのアイスを食べながら二人で思いを巡らせてみる。

朝ごはんにピザトーストは?あれ好きじゃん。
あー、好きだけど、今はハムとか重たいかなー。なんならチーズも重たい。
あ、でも、しらすとチーズのトーストなら食べられる。あれうまいよね。

じゃあカツサンドは?カツ丼は重そうだけど、サンドイッチならキャベツ挟まってるから食べやすくない?
あー、カツは重い。カツ丼は本当に無理。カツ丼よりはカツサンドの方がマシだけど、でも揚げ物って重いよママ。

てことは、唐揚げもキツいね。もろ揚げ物だもんね。
あー、唐揚げは大丈夫。唐揚げは朝でも昼でも夜でもいつでも食べられる。
なんならコンビニでファミチキおやつに買って食べてるもん。

なにそれ。

レシピメモ

十和田バラ焼きは、玉ねぎがたくさんあるのが好きだ。
牛薄切り肉100gに対し、小ぶりな玉ねぎなら1個全部使う。玉ねぎは、繊維を断つように切ると、炒めたときに甘みがすぐによく出てタレもしみやすい。
タレは少し甘めがよく、醤油大さじ2、みりん大さじ1、砂糖小さじ1、にんにくすりおろし少々を混ぜておく。

ごま油大さじ1をフライパンに敷いて、玉ねぎのスライスをまんべんなく敷く。
その上に牛肉を広げて乗せて、フタをして中火にかける。
そのままチチチチチと油の飛ぶ音がするまで2〜3分放置しておく。混ぜない。

牛肉の色が白く変わり、玉ねぎに焼き色がついたら、炒め始めの合図。
少し火を強めて下から上に返すように大きく炒めて、牛肉に火が通ったらタレをジャバーと回しかけ、さらに強火で大きく混ぜながら炒める。
汁気がなくなって、テリがでて、タレがチチチチチとちょっと焦げ付いちゃうかなというところまで炒めたら完成。
そこまで炒めておくと、しっかり余分な水気も飛んでいて、火を止めた後の戻り汁で味が薄まる心配がない。ご飯モリモリ食べられる。





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