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アメリカではtwitterはオワコンなのか?

こんにちは、テテマーチNY情報局長のYUKAKOです。

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ニューヨークでtwitter使っている人にあったことない問題。

ニューヨークに住んで1年がたち、ずっと気になっていることがある。twitterの利用率についてだ。

ニューヨークで連絡先交換といえば、インスタグラムか電話番号、たまにfacebook、若い子はsnapchatを使っているシーンをよく目の当たりにする。デザイン系の学校に通う子はPinterestが活発なようだ。Redditのネタも会話の中で耳にすることがある。

しかし、twitterに触れる機会が日本にいた時と比べ一気に減った気がする。

ドナルドトランプ大統領のツイートがニュースで取り上げられるくらいで、全くtwitterの話題にならないのだ。アメリカではtwitterはオワコンなのか?気になって調べてみた。

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アメリカの成人の24%がtwitterを利用

ワールドワイドでは、ユーザー数の伸びは停滞しているようだ。むしろ2018年Q1以降下降気味です。twitter社によると、「9%のユーザー数減少はボットやスパムアカウントをプラットフォームから削除したから」だそう。

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(https://www.statista.com/statistics/282087/number-of-monthly-active-twitter-users/)

アメリカに絞ったデータ。のMAUも下降傾向ですが、2019年にピコッと伸びてる。直近の機能改善の効果か?

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(https://www.statista.com/statistics/274564/monthly-active-twitter-users-in-the-united-states/)

ちなみに日本はアメリカに次いで利用率2位。日本人ツイッター大好き。

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(https://www.statista.com/statistics/242606/number-of-active-twitter-users-in-selected-countries/)

ふむ。体感以上にtwitterのユーザー数は優秀だ。全世界で月間アクティブユーザー数は3.26億人おり、アメリカ人の成人の利用率は24%だ。

twitterの広告収益は上々。

もし、twitterの魅力が落ちているのであれば、マーケターは広告費の使い道を見直している可能性がある。twitterの広告収益についてみてみよう。

調査によると、当期利益が$61 millionから$191millionにQ1でのびた。2018年Q4は前年比で23%の広告収益が増加したという。twitterの売上の大半が広告収益の中、この増加は経営に良い傾向だ。

プラットフォームのポジティブ化のための機能改善

巨大なライバル(instagramやfacebook、snapchat)などと比べると、twitterというSNSが提供する機能は至極シンプルだ。140文字のテキストに画像をのせて呟くだけ。

twitterはユーザー体験を改善するために、様々な機能改善を行なっている。テキスト数の上限を2倍の240文字に上げ、ツイートへのリプライを非表示にできるようにしたり、動画やGIF画像を添付しやすくしたり、スパムやbotアカウントへの対処も積極的だ。twitter上でのネガティブな要素払拭していくことでユーザーを取り戻したい意向だ。

twitterの利用に関する興味深い事実

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・ユーザー男女比は、女性34%:男性66%。
・80% が経済的に裕福なミレニアル世代。
・ユーザーの71%がtwitterでニュースを読む。
・80%がモバイルデバイスからアクセスしており、93%の動画がモバイルデバイスで再生されている。
・85%の中小企業がお客様窓口としてtwitterを利用している。

ビジネスシーンではまだまだ魅力的なtwitter

ユーザー数では他のSNSに遅れを取っているように見えるが、

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マーケティング面ではtwitterは魅力的だということがわかりました。

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twitterはオワコンかと思ったが、CtoCの利用ではなく、BtoCやBtoBにおいての利用シーンが多いことがわかった。なのでビジネス利用においてはまだまだ魅力がいっぱいだ。マーケターにとって魅力的な広告投下先であることがわかった。

twitterは近年、ユーザー体験を改善するために様々な機能改善をしており、それがユーザー数の増加を導いている。

また、動画の再生数が多いことも驚きだ。

ボットやスパムの排除や機能改善が後押しして、再びCtoCにおいて盛り上がることを期待している。

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