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時空を超えた旅38 - 彼女は何を持ち帰っただろうか(2021.4.5)

《 彼女は何を持ち帰ったのだろうか 》

3週目の月曜日が始まった。

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昨日旦那が迎えに来て、
子供たちと一緒に、
サンパウロに住むマルセラも帰って行った。

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マルセラに対する、
モヤモヤや嫌な感じは、

謎が解けた、
あの夜からすっかり収まっていた。

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翌日、
私に何が出来るだろう❓と考えた結果、

何か特別なことを言うのではなく、
ただ自然に会話をしよう!と自分に言い聞かせて、

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その日は、

二人で椅子作りの作業をしながら、
この滞在中初めてお互いの話をすることになった。

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彼女がどう思っていたのか、
その気持ちは私には分からなかったけど、

淡々と作業をしながら、
彼女が離婚した理由や歌や仕事の話などを聞いていた。

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その後も彼女には、

息子の誕生日ケーキを頼んだり、
ビーガン料理の作り方を教えてもらったり、


そんな風に数日を過ごし、

最後はみんなと同じようにハグをして別れた。

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彼女の態度や振る舞いは、

結局最後まで、
変わらなかったように見えたけど、

実際のところはどうだったんだろうとふと思った。

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その夜ミゲルが来て私に言った。

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今日マルセラが
帰る前にどうしても彼女に伝えたくて…

「僕はやっぱり、
月が太陽より劣ってるとは思わないと言ったよ。

そしたら、
こないだは私は太陽と言ってたのに、

今度は私は月だって言ってた。」

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彼女がもし心開いてたら、
きっと儀式に参加してたよね・・・。

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マルセラはこうも言ってたよ。

「私は人々を
まとめることを学ばなければならない。

でも私の話、
(スピの知識満載で仕事もしている)や、

歌(めっちゃ上手い)や、
料理(これも凄い) を、
みんなに提供しても、
その価値を受け取ってくれる人がいない…。」と・・・

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彼女は、
素晴らしいものを沢山持っているのに、

なぜそんなに、
自己主張をしなければならないのだろう。

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何が足りないのか、
私には分からないけど、

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自分は完璧だと思ってしまうと、

誰の言葉も、
サインもメッセージも届かないかなぁと思った。

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彼女はこの旅で一体、

何を学び、
何を手放し、
何を得たのだろうか、

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そんなことを、
ひとりぼーっと考えていた。

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今朝は、

昨日から約束していた、
マルシアとのカードリーディングをすることになった。

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彼女はエネルギーも強いし、
ちゃんと高次の存在と繋がってるので、

当然の如く、
必要なカードが出た。

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私から見れば、

すでに沢山の学びがあり、
スピリチュアルの知識もあり、
自分で使えるテクニックもある彼女には、

迷いや不安があるとは思えなかった。

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道具は全て揃ってるけど、
これから行動するのに勇気が必要なんだと言う彼女、

結局私たちはみな同じで、
それぞれに合った学びの途中なんだと思った。

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マルシアが言った。

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私たちは、
(アリアニと合わせて魔女仲間に🤣🤣🤣)

それぞれの段階で、
それぞれに必要な学びをしている。

マルセラを思い出して。
私たちも通ってきた道だったよね。

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ふと、

みんな同じである必要はない。

それぞれの成長段階で、
それぞれの学びの最中だ
ということを尊重するだけ。

と言ったコエーリョの言葉を思い出した。

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確かに、
それぞれがそれぞれのペースで、

各自に必要な学びをし、

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それは遅かれ早かれ、
確実に成長へと結び付いている。

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