個展での演奏会のこと
2022年5月21日土曜日ににじ画廊で行われた、初夏の演奏会。
マトカさんとPaniyoloさんの演奏と、柊有花による詩の朗読を行いました。
冒頭はPaniyoloさんの演奏と、柊有花による「冬の14行」「春の14行」の朗読、それから流れるようにPaniyoloさんの演奏へと移行し、マトカさんを迎えて3人での演奏。そしてマトカさんの演奏へ。
マトカさんの演奏の最後にふたたびPaniyoloさんが合流して演奏し、最後は4人集まって、演奏と「初夏の14行」の朗読を行いました。
演奏会の終演後にしとしとと降り始めた雨は、お客さまを見送ったあとに大粒の雨となり、名残惜しく思いつつも帰路についたのでした。
演奏会は、会場全体が歌声とギターの音色に耕され、ふくらんでいくような時間でした。みずみずしく広がっていく演奏に詩を寄り添わせていると、言葉が音に還っていくような気がする、不思議な時間でした。
今回の個展では、在廊中に話す言葉さえも音として感じられ、自分の口をついて出た言葉がこの空間のなかで心地のよい和音となるように、話しながら音の高さを調整していたのでした。
もちろんそれがどんな意味があるのかはわからないのですが。
お越しになれなかった方にも演奏会の雰囲気を楽しんでいただけるよう、演奏会の映像を作りました。
写真では伝わらない音の響きをお楽しみいただければうれしいです。
◆オープニング(演奏:Paniyolo 朗読:柊有花)
https://youtu.be/DQBTPA766u8
◆エンディング(演奏:Paniyolo/マトカ 朗読:柊有花)
https://youtu.be/kMX3GkEpNmg
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写真はにじ画廊さんからいただきました🌷
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