いま、生まれたばかりの葉は、妖精のささやきのような風にゆれる澄んだ音を持ち、苦い顔をした大型犬は、その顔のまわりにたくさんのC2の音を持っている、たとえ音が鳴っていなくとも音は漂い、体に作用している、聞こえるもの・聞こえないもの、大きなシンフォニーのなかでわたしたちは暮らしている
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