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8/16 個展制作日記(夢の輪郭)

思ったより日記が書けていない。
仕事の締切を追いかけているあいだにすっかり時間がたってしまった。

DMが届いた。

気持ちの余裕はないけれど、前回の展示よりもふんばりがきいている気がする。ギリギリまで描くぞ作るぞという闘志がまだまだある。

Twitterにもすこし書いたのだけど、なんとなく思いたって、高村光太郎の「智恵子抄」を開いた。詩のあとに収められていた「智恵子の半生」を読み、その文章にひどく打たれたので、書き留めておく。この胸が裂かれるような切実さは、日々何かと向き合うひとにはきっと思い当たるところがあるはず、と思った。

愚直に対象へと向き合い格闘し、持てる力をあますことなく注ぎ込むことが、肉体を持ってこの世に生まれてきた自分にとって、生きるということだとつよく思う。自分のエゴを超えて、誰かに手渡すべきなにかがここにある、と確信する。

いつもお読みいただきありがとうございます。いただいたサポートは、これからの作品作りに使いたいと思います。