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いぶくろの記 2nd season 約4年ぶりの回避編②

開腹手術をした時の様子を綴った『いぶくろの記(胃ノ記)』というものがありまして

その続きとして、胃ノ記 2nd season 回避編 というのを少し書いておりました。2015年11月の時点で、子宮内膜症性卵巣嚢腫 再発ガビーン!という私にとっては衝撃的な記事だったのですが、今でもたまに読んでくださっている方がいらっしゃるようなので、約4年ぶりに続きを書こうと思いました。ガビーンのまま生きてたらしんどいもんね。

2016年1月あたりも、まあまあな大きさでしたが巨大化していないのでセーフでした。子宮内に髪の毛っぽい塊があったとかなかったとか。そういうこともあるとは知ってたけど、実際、自分の子宮の中にあるよって言われると怖いw その時に「ディナゲストはお薬代がお高い(当時1万円・ジェネリックなし)ので経済的にしんどいから別の治療法を試したい」と相談し、ピルを試してみる。

2月ピル1種類目(月3000円)を試してみるも、薬疹が出て終了。
3月ピル2種類目(月3000円)を試してみるも、何らかの副作用で終了。

医師より「出産経験のない方には、痛みがあるからすすめないんだけど…」と子宮の中に薬を入れるミレーナを勧められました。ミレーナとは、黄体ホルモンを子宮の中に持続的に放出する子宮内システム(IUS: Intrauterine System)だそうです。1万円で5年効果があるそうです。他に治療法がないそうなので、2016年4月にミレーナさんを使い始めました。当日は痛くてグッタリしてました。多分3日くらい、グッタリしてました。

もう3年半は使っていますが、使用前より快適に生きています!!激痛だった生理痛も3分の1くらいの痛みになったし、死ぬの?ってくらいの大量出血は、かなり軽い出血に変わりました。

月の4分の1を生理を中心に、生理に振り回されて過ごしていました。男性にもわかりやすく言うと、お腹が痛くて、ずっとトイレを気にしながら7日間過ごす…それが毎月やってくると言ったら少しは大変だと想像していただけるだろうか…年間84日も腹痛と戦っていたんですよ…1年に土曜日と日曜日はそれぞれ52回ずつじゃないですか、それより多いんですよ!生理痛は、やっぱ病気だと思いますわ(←異論は認めます・個人の意見です)痛くて寝込むんだもん。

もうミレーナなしじゃ生きられない!とはいえ、ミレーナ使ってても、鎮痛剤が必要なレベルの生理痛がある&ずっと出血がある人は珍しいらしいので、そこは少し気になりますが定期的に婦人科にも通っているので、上手く付き合って行けたら良いなと思っています。出血を完全に止めようとしてホルモン剤を追加してみたりもしましたが、体調がより微妙(不調まではいかない)なので、無い方が良いなーという結論に。

しかし2021年4月に5年になってしまうので、このまま行くと交換になるのでしょうが…またあの痛みに耐えなくてはいけないのかと思うと、今から先生に「あの痛いのどうにかできませんか?」と聞いてしまうのでした。ロキソニン飲んだり、坐薬の鎮痛剤を使うとかじゃなくてさ…。そんなレベルの痛さじゃないんだよ…。胃カメラみたいに眠っている間に〜とかできませんかねマジで。痛がりな方には、あまりオススメできませんが、コスパはかなり良いです。

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