【葉田甲太さんの講演会】
おたけです。
4月も終わりに差し掛かり、カンボジア生活のおかげで肌がすっかり黒くなってしまいました。(笑)
今日は「なぜカンボジアなのか?」「働いてみてどう感じるか?」について書きたいと思います。
ぼくがカンボジアでの仕事を始めるきっかけになったことは2つあり、一つは高校の先輩のご縁、もう一つはある人物にお会いしたことです。
先輩についてはまた別のタイミングで話をしたいと思います。
ある人物とは、葉田甲太さんです。
学生時代に資金を集めてカンボジアに学校を建て、社会人になってから医者としての支援を提供し、病院の設立まで携わられました。現在はタンザニアへ医療支援の行っております。本も何冊か執筆しており、向井理さん主演で映画化もされています。
今年の1月にご縁があり、地元の大阪で新書籍出版の講演会に行くことができました。そこで学んだことは2つあります。
1つ目は「語りに想いが120%入っているところ」です
スライドの一つ一つに葉田さんは歩んできた軌跡を頭で思い描きながら話しているんだろうなと思いました。
「どんだけ忙しく、どんだけ疲れてても、寝る前に思い出しちゃうんですよ。。カンボジアで救えなかった子どものお母さんの泣いてる姿を。。」
「僕だけが幸せになっても意味ないなって。僕がカンボジアで支援をしたいと思う理由は、誰かを幸せにしたい、ではなく、僕が知ってるあの人を幸せにしたい、そう思うようになったからです。」
正直、言葉では意味が理解できても、葉田さんの体感レベルまで理解するには経験があまりにもなさすぎると感じました。
2つ目は「顔つきが学生時と明らかに違うところ」です。
葉田さんのカンボジアでの初めての支援は学生時に資金を集めて達成した学校創設のプロジェクトで、その時の写真がスクリーンに表示されました。
20人くらいで写ったものと5人で写った写真がありました。
ぼくは最初葉田さんを見つけられませんでした。
漸く見つけれたときに今お話されている顔を見ると全くの別人でした。
「20歳までは遺伝からくる顔立ち、20歳からは経験からくる顔つき」
知り合いの経営者から教えてもらった言葉です。
これからの生活で自分が経験することが人格を形成し、考え方や価値観に繋がり、顔に出てくるんだなと改めて感じました。
リモートワークや外出自粛の中で、自分がどのような目的これからの人生を歩んでいくかを指し示していただける有意義な時間となりました。
葉田さんの言う「あの人のために」がほんの少しだけわかる生活をできている新しい環境に感謝しています。
to be continued...
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?