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コロナがきっかけで、会社員生活を辞め独立した。The Japan timesで話す。

「コロナを理由にフリーランスになった方や独立、副業を始めた人を取材したいです。
・ステイホームで自分のキャリアやワークライフバランスを見直した
・リモートワークができるようになったことで考えが変わった
・会社に依存するのはリスクだと感じるようなった
といった方に取材したいと思う」

という事前の話にご縁をいただき、先日取材を受け2022年3月5日のThe Japan Times紙面と3月7日の電子版に掲載されました。


知人に掲載報告をしたところ、読めないよと言われたのでラフに訳しました↓

「yukaが初めて会社をやめようと考えたのは2020年の春。東京に緊急事態宣言が発令された頃だ。2歳の子供のケアをしながら勤めていたが保育園が(2ヶ月弱)休園した。
ひとり広報だったので実務上で周囲の手助けを受け難く、2歳娘もどんどんフラストレーションが溜まり、公園に連れて行ってとよく泣いていた。
その頃、同じような仕事の仕方をしている知人が、このコロナ禍で次々と退職してしまった。」と話す。
アメリカでも4.5ミリオンの人が退職、オーストラリアでも…...となっている。yukaのように、退職は様々な要因が重なって起こっている。
日本でこのようなムーブメントが現れるのはまだ初期段階で、長時間労働と厳格な労働市場では人材が枯渇しすぐに今後現れる。
yukaは緊急事態宣言中、内閣府のベビーシッター補助も使うも足りず持ち出しで1か月15万円はシッター代として支出。それでも、今はキャリア継続するためと奮闘。
保育園が再開し、yukaは子育て義務と業務責務のバランスをとりながら、次々くる感染症の波の中戦うも次第に彼女の健康は悪化した。不眠症、蕁麻疹、血尿とさまざまな病気にかかり、子どもと自分自身両方が犠牲になっていると気づいた。
「退職のタイミングが来た」と2021年11月に独立。広報アドバイザリーサービスをスタートし、今は10社のクライアントを持ち、会社員時代よりも収入が増えると同時に、自分の時間を自分でマネージできる現状にとてと満足している。とりわけ、家族の時間が増えた点が満足だ。
コロナによる、リモートワークブームにも助けられ、対面ではなくオンラインで仕事できることも大きい。
このパンデミックがなければ、独立していなかっただろう」と話す。

かなり荒く訳したので詳細は原文をぜひと思いますが、こちらが会社ではなく個人で仕事をしていくことになったきっかけです。

広報業務が広報担当だけで成立することはなく、元ネタなるものは各事業部の活動があってこそという意味で連携し助けられていました。
でも実務は、ひとり広報だったため私しかできる人がおらず
・メディアや協業先からの短納期の依頼や期待に応える
・他部門の依頼で急浮上したプレスリリースや公式文章を書き上げる
・翌日のテレビ放送の依頼は昼夜問わず応える(企業文化による)
などなど、自分や子供が熱だろうと、保育園が休みだろうと、一日面接やMTGが詰まっていても、期日がある業務を一人で回し続ける責任やプレッシャーは大きく、子育てとのバランスは非常にとりにくいなと感じつつ気合いで身を削ってしまいました。それで「自分の中で、仕事は生きてる限りしていきたいけど、自分の健康や家族の時間、気持ちを蔑ろにしてまでするものなのか。そこまでしないとできないものなのか。」と自問自答し独立。

ありがたいことに30〜40社ほどのコンタクトやオファーが重なっていたので、個人で複数企業のアドバイザリー業務をすることに。

最初の不安は「仲間意識が強めの私は周囲の頑張りを感じて、パワーが湧いてきて成果が出せる」と思い込んでいた点。業務委託的距離感だとクライアントへの愛着が湧かず広報PRがうまく進まないのでは...と心配していたのですが、全然そんなことありませんでした(笑)ただ、愛しい。

そして、今個人で仕事をしはじめて4ヶ月目のひよこフェーズですが、クライアントさんとの適度な距離感で「即対応!」という無茶振りが減ったので、公私ともに計画的にことが運びます。

また「会社員の安定性」を捨ててチャレンジしているので、基本的には「馬が合わないお客様とはお仕事をしない」こともアシスタントメンバー達(今は皆ワーママ)とも話し合っています。
悪気なく「来週の定例までに調べてください。あっこれもお願いします。あとこれも」みたいなことは、私含め仲間も振り回されて、甘えたい子供達を優先できなくなってしまうので。
少し我儘に聞こえるかもしれませんが、楽しく仕事できることで顧客の期待にも応えられると思ってます。そして、初回は最長でも3ヶ月契約とし双方違和感なければ更新という契約にさせていただきましたが、全て更新いただけたので満足度は担保できているのかなと自負しています。

何より、現在のクライアントさんは時間の大事さや相手の時間の尊さを知っているので、とても気持ちよく仕事できています!

【まとめ】
夫婦で会社勤めをするよりも、片方が個人で仕事をする方が子育てのバランスが圧倒的に取りやすい
(個人的見解・業種職種・地域による可能性あり)

生活感が溢れていますが(笑)娘・仲間がサプライズしてくれたの図。感謝!


現場からは以上です♪

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