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【読書録】楽園のカンヴァス/原田マハ

こんばんは。過去に読んだ一番面白かった小説です。

どれだけ面白かったかというと、夜の22時くらいに軽い気持ちで読み始めたところあまりに面白くて入り込んでしまい、気がついたたら朝の5時でした。笑。翌日7時に起きねばならなかったのですが。。。

こんなに、面白くて一気に読んだ小説は初めてです。


小説は、ハマってしまうので、時間がまとまって取れるときにしか読まないのですが、最近はもっぱら原田マハさんの小説です。原田マハさんの小説もいろんなものがあって、美術系のものや、お仕事系のもの、ちょっと不思議な話など。だから、同じ著者でも飽きずにハマれます。

どの小説も、気持ちいい終わり方をしてくれるのが私は好きです。安心して読めるというか。他にもおすすめありますので、別の機会にご紹介しますね。

楽園のカンヴァスのおすすめポイント

まずは、人が死なないミステリー!という点。

ミステリーというと、殺人が起きたりしますがこのミステリーは絵画にまつわる歴史ミステリーという感じなので、人が死にません。

推理小説は面白いのですが、リフレッシュに読んでいる本で人が殺されたりするのは正直そんなに好きではなく。。。

この本は、そのあたり、ありがたいです。

そして、文章がとにかく読みやすい!

これは原田マハさん全般に言えることですが、読みやすい。すーっと入ってくるわかりやすい言葉で書かれています。

王様のブランチで特集されて一躍話題となったと聞きましたが、このわかりやすさが人気の1つじゃないかと思います。

美術に詳しくなれる!

美術史というと難しい印象がありますが、例えばこの楽園のカンヴァスはルソーについて書かれた小説になります。ルソーについて詳しい人って、なかなかいないと思うのですが、小説を読むとめちゃ詳しくなります!笑

実際の設定や、実際にあった話をベースに、物語が付け加えられてあるという感じなので、歴史的背景やどんな方だったのか?については普通に詳しくなります。

私は、原田さんのおかげで、ピカソに詳しくなりました。

ちなみに、美術に興味なくても全然面白いです。歴史や美術が元々好きな方はもちろん楽しいと思います。

楽園のカンヴァスの次は

ぜひ、そのまま、「暗幕のゲルニカ」を読んで欲しい。こちらはピカソがメインの話になります。楽園のカンヴァスで少しピカソに詳しくなるので、そのままセットで読んで欲しい。知識がつながっていくと、また面白さも倍増します。


つまり、ぜひ読んでください😃

ビジネス書を読むことが多いんですが、小説は人の感情が色々勉強になったり、心を潤したりほぐしたりする役割があるんじゃないかなと思うんですよね。あと、その世界に入り込めるので、違う人生を少しの間だけ擬似体験できてリフレッシュになります。

仕事を頑張っている方ほど、たまにはぜひ小説をおすすめします。


ただ、最初にお伝えしましたが、

この本は面白すぎるのので寝不足にはご注意ください♪笑

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