積極的な女性が少ない?


東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗元会長の辞任に続き、新しい会長選びに関して色々報道がされている。

それに伴って、日本がいかに女性の社会進出(もうこの言葉がそもそも嫌いだけど。女性は社会に進出していくんじゃなくて社会にもういるんですよ・・・無視されていただけで・・・)に関して色々な意見を目にする。


「女性を選ぶべきだ」

「男女関わらず実力のある人を選ぶべきだ」


日本は大臣や国会議員に始まり一般会社役員も女性の比率が非常に少ない。
それでも、「男女平等、というなら女だからという理由で選ばずに実力で選ぶべきだ」という人が一定数いるんだけど、私はそうは思わない。

何でかって、こんな不平等な社会で、実力のある女性を発掘することがまず難しすぎるから。

女性も能力のある人、たくさんいます。
私も、たくさん勉強して、社会で活躍してきた(と思っている)

だけど、女性だから、という理由でチャンスがなかった人たちのことも知っている。
女性だからという理由で実力を発揮できなかったのだ。本当は能力があるのに。

そんな状態で、「実力」だけを軸に役員とかを選んでいたら、一向に女性が増えないと思う。
その結果男性が多い、という状態を続けたら女性に必要なシステムや今不均衡な状態が是正されることが一向にないと思う。

だから、無理矢理にでも、まずは、能力が多少足りなくても女性を選ぶ。それが男女平等に近づく方法の一つだと思う。


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