忘れているだけで。本当はすごく頑張っていたんだよ、あの頃も。
みんな、今に、必死だから、
忘れているかもしれないんだけど。
「もっと頑張らないと、結果を出さないと。」
そう思ってしまうけど、きっと誰もが、頑張っているわけで。頑張ってきたわけで。
過去を見ると「なぜもっと頑張れなかったんだろう」
「なぜ、もっと追い込めなかったんだろう」「努力できなかったんだろう」
と、感じてしまうことが多い。
でも、きっと、あの頃も、私たちはみんな、頑張っていた。
歯を食いしばって、生きていた。
苦しんでいた、悲しんでいた、もがいていた。
何よりも、結果が欲しかった。
誰よりも、結果を欲しがった。
なぜ、人は過去を悔やむのかはよくわからないけど、
結果だけを見るから「ダメだ」と思いがちなのかな。
でも、今も頑張って、成長したいと想い続けている人たちは、
少なからず、昔も頑張っていたのだ。頑張ってきたのだ。
だからこその、今だ。
結果が出ていなくても。
自分の小学生〜中学生の頃のサッカーノートを見つけた。
全部を読み返した。
確実に、過去の私は、今の私につながるように、
一生懸命に、今を、生きてくれていた。
変かもしれないけど、涙が出た。
自分の文章に。
すごく、頑張ってくれていた。
汚い字だったり、よくわからない日本語だったけど、伝わった。
必死さ、苦しさ、そして、サッカーが本当に好きだという気持ちが。
過去を悔やむということは、
過去の自分を否定するということではないか。
自分に否定された、自分は、いったい誰に認めてもらえるのか。
どんな自分も受け止め、受け入れてあげないと、
いつまでも大きなものは得られない。(気がする)
どんな過去を背負っていても、
確実に、その時、頑張っていたよ。
ベストな選択ではなかったかもしれない。
でも、でもね、
確実に、今を生きるためには、必要だった過去だよ。
肯定しようとは言わないけど、否定はして欲しくない。
「なんでもっと頑張れなかったんだろう」
そう思っている人。
過去の自分は、頑張ってくれていたよ。
だからこそ、未来を変えるのは「今」だよ。
ゆか
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