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「いい人財が集まる会社の採用の思考法」を読んで面白かったポイント!


まず、私は読書が非常に苦手です。
殆どの本が途中で挫折し、本棚に大人しく横たわっています…
そんな私が最後まで読めた一冊をご紹介します。

まず帯に書いてあった「採用は勝ち負けである」を見て思わず手に取りました!
開いて数ページ後に採用が上手くいっていない会社の共通点として
「採用活動を一所懸命やっていない」のところからスタートします。

人材は、モノではなく、人財を資本と考えた著者の思いが凝縮してます。
企業は採用枠があり求職者は一社(副業は除く)を選ばなくてはならない。その制限の中から求める人財を確保するためのノウハウが載っています。
新卒と中途採用の両方を行っている企業におススメの一冊になります。


■読書が苦手な私が面白いと思ったPoint

  1. 焦って人を採用すると、ロクなことがない

  2. 採用は勝つか負けるか

  3. エントリーは量より質


1.焦って人を採用すると、ロクなことがない

採用は結婚とよく似ていると言っていて、結婚相手と上手くいかなかったと時に「気持ちを切り替えて次を探そう」を簡単に気持ちを切り替えられない。
お互いの人生を左右するイベントなのです。
だから「採用は失敗してはいけない」と著者は語っています。
そうだから「採用活動を一所懸命やらなければならない」のだと。

2.採用は勝つか負けるか

会社を知ってもらう~入社したいと思ってもらえるための求職者の心理プロセスに沿ったアプローチ方法を伝えています。

◎どのようにしたら、自社を知ってもらえるか。
◎どのようにしたら、自社に興味をもってもらえるか。
◎どのようにしたら、自社に応募してくれるか。
◎どうようにしたら、他ではなく自社に入りたいと動機づけられるか?
◎どのようにしたら、自社への入社を決断してくれるか?

スカウト、リファラル向きのアプローチ方法かとも思いましたが
何社も内定をもらっているハイスペックな方や新卒の方にも活かせるアプローチ方法のではないでしょうか。

3.エントリーは量より質

10人採用をしたいと考えた時に何人を集めるのが理想ですか?
ある程度分母が多い方が、沢山の中から選べていいと思っていいのではと思っていました。
が、
理想は10人採用するためには、10人の候補を集め、10人を採用するです。
確かに効率、コストを考えればそれが理想です。

そのために採用活動を一所懸命やるってことなんですね!

その他にも
いい採用ができない会社の理由
いい採用のための具体的なステップ
など…

『いい人財が集まる会社の採用の思考法』
 酒井利昌著/坂本光司監修
 フォレスト出版

採用担当者が、行き詰ったときに読むと頭の整理ができると思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、また~^^




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