1人暮らしの4つのいいところと注意点
大学進学時に、初めて一人暮らしをした。そして、結婚するまでの約10年間、一人暮らしを続けた。
私が思う、一人暮らしでよかったことを思い出してまとめてみたいと思う。
就寝時間が自由
授業や仕事がある日は、起床時間は決まってしまうが、寝る時間は自由だ。
いつまでもテレビを見ていられるし、ゲームをしていても怒られない。夜中にいきなり料理をしだしても構わない。
私は昔、戦国無双というゲームにハマり、仕事から帰るとゲームに明け暮れた。このゲームで少し歴史上の人物を学べたほどだった。
ちなみに、好きなキャラクターは「お市」、武器はけん玉だ。
金曜日の夜は、いくら起きていても構わないから、友達と飲みに行く事もしょっちゅうだった。明日はとことん寝ればいいのだから。
料理が雑でも構わない
自分しか食べない料理。誰かの好き嫌いを考えなくてもいいのだ。
お弁当を買ってすます人も居るだろうし、究極家でご飯は食べないという人も居るかもしれない。
私の場合は、お弁当を買うということが実家にいた時からあまりなかったため、スーパーに行って食材を買って簡単なご飯を作るのが日課だった。
欠かせない食材は、納豆、ナス、えりんぎ、豚肉くらいだ。
仕事で疲れて帰って、ナスの揚げ出しを作って納豆ご飯で食べる。
お菓子もジュースも買って、食べる。
誰も何も言わないから、食べるものも自己責任。たまに、夕飯ココアとポテトチップスという時もあった。これは若かったからできたが、これも言わなければ誰にも分からない。
自由は反面、食事は自分の健康に大きな影響を及ぼすので注意が必要だ。
私は、夏になるとかならずひどい肌荒れを起こしていた。熱中症にもなった。そんな時に実家に戻って母の手料理を食べると改善した。
なので、食事に関しては若い時から栄養面を考えた方がいいだろう。
いつでも泣いていい
私の1人暮らしは、恋愛で苦しんだり喜んだりした期間でもある。
たくさん泣いた。突然思い出して泣きたくなる時もあった。
大学や会社では突然泣くわけにはいかない。それに私は人に涙を見せるのがとても苦手なのだ。
こんな時に一人暮らしだと便利だ。
家に入った途端に泣き崩れてもいいのだ。
気持ちが落ち着くまでとことん泣いていい。苦しくて息が出来ないほど泣いてもいい。
たまに、このままではおかしくなる!と思って、友達にSOSを出す。
たくさん友達に話を聞いてもらう。そして、遊びに連れ出してもらったり、家に遊びに来てもらったり気分転換するのもいい。
恋愛映画を見て、感傷に浸っても誰にも笑われない。
1人暮らしは自分の感情を素直にそのまま出して、自分と向き合えるのはとてもいい。
親のありがたみが分かる
1人暮らしを始めて、自由を謳歌する人が多いだろう。そして、洗濯したり料理をしたり掃除をする中で、親が今までこうして世話をしてきてくれたのだということに気づく人もまた多いだろう。
学校に通って、塾や部活で帰りが遅くなって、へとへとで帰ると家には明かりがついていて、「おかえり」と言ってくれる。
食事が用意されていて、当たり前のようにお風呂もトイレも掃除がされている。
自分の脱いだ服も当たり前のように洗濯され、干してくれて、取り込んでくれて、畳んでくれている。
今まで気づかなかった、親の愛情に気づいて、心の奥がぎゅっとなる。
わたしが家の手伝いをあまりしていなかったのかもしれないが、、、本当に親の存在はありがたい。
それが身に染みる。
とにかく自由だが、防犯面の対策は必須
寝る時間も、食べるものも、泣くことも、とにかくなにもかも自由だ。
ただ、その反面すべて自分に生活がかかってくる。健康面もそうだが、例えばなにか問題が起こった時だ。
冷蔵庫が壊れたとかの修理や買い替え、生活費、そして女性は防犯面も自分でなんとかしなくてはならない。
電車から家までの道のりを後からつけられたり、ベランダから洗濯物を取られたとかもよく聞く。
1人暮らしを始める前に、どのような立地のどのような物件に住むかはとても重要だ。
友達で「安いからオートロックなしの1階に住んでる」という人がいると、すごく心配になる。
周りの環境や、周囲からどのように1階の部屋が確認できるかなど、防犯面はかなり慎重に確認してほしい。
「私はそんな危ない目に合わないから大丈夫」と思う人も居るだろう。私もそう思っていた。
危ない目に合わないというのは、「しっかりと防犯面で対策をしているから」が正しい。
自由が手に入る1人暮らしを、謳歌するために、女性のみなさんにはぜひ防犯面の対策をしっかりしてもらって
たくさん笑って自分と向き合っていってもらえればいいなと思う。
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