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3年後には園が激減!?選ばれる保育園とは

こんばんは!
神戸で保育士、週末は淡路島で農業をしながら、
店舗コンサルタントを目指している潤井佑佳です👩🏻‍🌾

保育士として早いもので勤続10年目になります。
過去に公立保育園、私立幼稚園、現在の園設立オープニングとして
携わってきました。
現役保育士として、今後の保育業界について私が思うことを正直に書きたいと思います。


現在、これからの保育業界について


そうですね。
在り来たりの保育をしている保育園の大半は
数年のうちに無くなっていくでしょう。

厚労省のデータより

ここ数年、小規模保育園・幼稚園の数がどんどん減っており、私の身近な園も数件閉園したのを目にしました。

原因はご存じの通り少子化です。
このコロナ禍以降さらに加速し、過去最低出生率を更新していると取り上げられています。

ですが、少子化問題や共働き家庭の増加も踏まえ
近年では認定こども園、企業主導型保育園のような施設が増加している傾向にあります。

一部では、長年問題になっている待機児童数が多い地域もございますが
こちらも年々解消され、保育園のニーズが低くなってきているのが現状です。

まさに、保育園>保育ニーズ このような状態ですね。

厚労省のデータより引用

厚労省のデータを見ると、令和7年度には利用児童数のピークを見込んでいる。と記載されています。あと2~3年後には…
これは私自身も驚きました。


これからの保育に求められること

様々な中小企業同様、保育園も他社・他園と競争することになるでしょう。
では、どのように利用児童数を確保していけば良いのか。

それは
「選ばれる園になること」
「ファンをつくること」

初めにも言いましたが、選ばれる園を作る為には
在り来たりの保育をしていてはいけません。

その地域のニーズに合っているか、
または近隣の園と自園を比較したときにどうでしょうか?
この園でしかないブランドや保育内容はありますか?


子どもたち・保護者から選ばれる
入りたくなる園になる為に

今までは園数の方が下回っていたため、新しいこと、ブランド化、集客をしなくても子どもの数が溢れていましたが
現在は定員割れが当たり前の園も多いのではないでしょうか。

では今、保護者はどんな園を選ぶのか。
今と昔とでは保護者が求めていることも変わっています。
これは保護者へのアンケートや、よく挙がっている声です。


①オンライン化・体験化
オンライン面談・オンライン見学ができる(子育てママの為に)
・保育の1日体験・給食の試食体験が出来る
・紙のお帳面や手紙ではなく、スマホでのチェックや、
保育士とのやりとりができる

②見える化
・保護者限定のSNS(Instagram・ブログ等)で
毎日の子どもたちの成長、経験の様子が分かる。(写真付き)

③保育の質・保育士の質・良い保護者対応
・どんな対応をしてくれるのか
・他とは違う教育・様々な経験はさせてくれるのか


ということが挙げられます。
勿論、良い保護者対応については必須にはなりますが
③のような、
他とは違うブランド力
について今後は問われるようになりそうですね。


ここ3年間で私が取り組んできた
喜ばれた保育について、また書きたいと思います。
保護者や子どものニーズを引き出しながら
取り組んできました。


読んで頂きありがとうございました。
応援よろしくお願いします💛

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