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幸せな 参観日


こんにちは!
潤井佑佳です👩🏻‍🌾


先日、年長児の子どもたちにとっては最後の
参観日を行いました。

書くのを迷いましたが、子どもたちの沢山の笑顔が見られたので
少しだけ。

今回の参観日は保護者の方々に
日常の様子を見てもらうことが目的。
普段から取り組んでいる≪かきかた≫の時間も数分見て頂きました。


この園で≪かきかた≫を行い始めたのには理由があって、
まず保護者からのニーズが高いと感じたこと。
地域によるかもしれませんが、ある保護者から
「一年生で平仮名に付いていけず学校に行きたくないと言っている子が身近にいる」
「小学校ではすぐに読み書きが始まるようで不安」
と伺いました。


そうですね。土曜日授業がなくなってからは
小学校での学習時間も大いに減ってしまい、
その時間の無さに
小学校の先生も悩んでいるいうことを耳にしていました。

保護者は子どもが置いていかれることに対して
不安を抱きますよね。
周りの子はどうなんだろう?
少しでも経験させた方がいいのかな?わからないからこそ
不安ですよね。

私自身も、すこしでも子どもたちが自信をもったり
何か一つでも得意な事を見つけて小学校へ
就学してほしいと願いつつ工夫しています。

しかし、強制的に覚えさせることはしたくない。

遊び中心。とにかく様々な経験中心と考える私は、
いかに遊びの中で平仮名に興味を持つか。
読みたくなるか、書きたくなるか。
楽しく覚えられるか、を追求。


子どもたちは3歳の頃から遊びの中で平仮名を楽しみ、今はスラスラ読み、
お友だちとのお手紙交換を日々楽しんでいます。

可愛いのが、保護者の方がバースデーだったりすると、
園で手紙を書き、お迎えが来たら渡す姿もあるのです。


参観日は、その≪かきかた≫の時間にて
普段は私が〇をつけるのですが、
今日はお家の方々に丸付けをお願い。

子どもたちの好きな色の色鉛筆を選んで様子を見守ってもらいました。


一文字書くごとに子どもたちは終始
にこにこ。「〇つけてぇ~^^」
「これめちゃくちゃ綺麗じゃない!?」
こんなに書けるんだからね!!と言わんばかりに
スラスラ書いて保護者に見せる子ども。
格別緊張してしまい何度も書き直す子ども。
それを温かい目で見守る保護者。
私も笑顔が止まらない。

かきかたの時間が終わり、
保護者の方に丸を付けてもらったノートを
友だち同士で見せ合う子どもたちの姿。
「みてぇ~いっぱい丸貰っちゃった!」
「僕はみどりいろだったよ!」
「〇〇ちゃんも丸いっぱいだね!うれしいね!」
お友だちのことも褒める姿が素晴らしい。

そして、そこで親子で関わることの重要性を実感。
やっぱりお家の人との時間が一番幸せそう。


保護者の方は、仕事や家事、子育てに
毎日大変ですよね。

こんな時間をとりたくても
なかなか、とれないですよね。


今回のこの時間が少しでも息抜きとなり、

そしてこれをきっかけに
家庭でも関りを楽しみながら、
たっぷり褒めながら
やってみてもらえると嬉しいなと感じています。



今日は保育士のお話でした。

卒園まであと4か月!?と思うと寂しいです。
わたしはそれまでに何をしてあげられるか。
何を残してあげられるか。
毎日考えることが楽しくもあり、日々の課題でもあります。

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