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なぜ彼はパワハラに耐え、深夜残業をするのか?

概要

・なぜ彼はこんなに働くのか?
・生活コストを上げるリスク

#フルタイム会社員  
#3歳男女の双子ママ  
#身近なSDGs  

【目標・夢】
双子ちゃんや三つ子ちゃんファミリーも、みんなが安心して子育てを楽しめる社会の実現に貢献すること

【2021年の家計簿の悲しい結果☆今年の目標】
https://stand.fm/episodes/61dcb1449816cb0007dd382b

【自己自己紹介アップデート】
https://stand.fm/episodes/61033db99a2fe90006f2e523


#働き方の選び方 #生活コスト #長時間労働 #深夜残業 #休日出勤 #ペアローン #共働き夫婦 #夫婦パートナーシップ #住宅ローンの返済が重い #転職 #男性の育児参加 #高所得者が陥りやすい罠 #男も辛いよ #レター募集中 #子育て 

※この記事はラジオ番組「ワーママのシンデレラタイム」の台本です。
下の再生ボタンを押してみてください。
音声を聴きながら、この記事を読んでいただくとわかりやすいです。

プロローグ

今回は私のある知人の話をします。

彼のプロフィール
・奥さんと2人の子供(3歳と0歳)がいる
・奥さんは会社員だが、今は育児休暇中
・昨年、東京に家(戸建て)を購入した
→約7千万円
→住宅ローン(ペアローン)
・車も所有している
・働くことが好き
→たくさん働いて、たくさん稼ぎたいタイプ
・某大手企業で働いていたが、パワハラとサービス残業の多さを理由に転職した
・今は別の大手企業で働いている
・パワハラは受けていないが、深夜残業も休日出勤も日常的にある
ペアローンとは、一定の収入のある同居親族と一緒にそれぞれが主たる債務者として住宅ローンを組む方法。
また、債務者それぞれが相手の連帯保証人になる。

なぜ彼はこんなに働くのか?

・彼は家族のことが大好き
・奥さん大好き&子供が大好き
・育児にも家事にも参加したいタイプ
・家事全般なんでも出来る
・以前は料理も掃除も洗濯も、そして育児も、奥さんと分担してなんでもやっていた
・でも、仕事が忙しくなってからは家事も育児も全部奥さん任せ
・家にいない
・帰宅時間はいつも深夜
・休日も職場からメール、LINE、電話などの連絡が頻繁に入ってきて、出勤することも珍しくない

私の疑問
「彼はなぜ転職をするときに、こういう労働負荷の大きい職場を選んだのか?」

生活コストを上げるリスク

・多額の住宅ローンを抱えているので、年収を下げられない
→前の職場での高所得、かつ、夫婦共働きを前提にした住宅ローンを契約している
・奥さんも1~2年後には職場復帰する
・住宅ローンは夫婦のペアローンなので、奥さんが退職して専業主婦になることは難しい

教訓
今の年収が高いからと言って、それがずっと続くわけじゃない。

・労働環境は変化する
・家族の状態も変化する
・高い年収を前提にした生活が当たり前になると、年収を下げる選択肢がなくなる
(例:住宅ローンなどの高額の借金を背負う、生活費の水準が高め)
・借金の返済を滞らせるわけにはいかない
・生活水準を下げるのは負担が大きい(ストレス)

教訓
今の年収が高くても、生活コストは低めにしていた方が良い。

・7千万円の家がなくても、深夜残業や休日出勤がない方が良いと思うときが来るかもしれない
・パワハラに耐えられなくなったら、逃げる選択肢がないとメンタルが壊れる

まとめ

・夫婦の年収が高いことを前提に、生活コストを高めに設定した私の知人のお話をした
・彼は今の状況に不満はないらしい。
(前の職場と違って、今の職場ではパワハラがないからまし。)
・家族の生活水準を下げずに済んでいるし、毎月の住宅ローンの返済にも支障がない
・でも、奥さんが職場復帰したら、今のように家事と育児を全部任せられなくなる
→任せると奥さんの負担が大きすぎる
→奥さんの職場に迷惑をかけすぎる
→奥さんが働き続けられなくなる
→住宅ローンが返済できなくなる
→あるいはそれ以外の生活費予算を減らさないといけなくなる
・またパワハラを受けたらどうする?
→負荷の大きい労働環境はパワハラが起きやすい
・不満はないにしても、不安はある
・サラリーマンが高所得を狙うなら、どうしても労働負荷が大きくなる(労働時間がながいとか、精神的・身体的な負担が大きい種類の仕事ととか)
・高い技術や知識が必要な仕事は、そのスキルの取得だけでなく、維持・向上にも時間や労力をかける必要がある

生活費や住宅ローンをまとめて「生活コスト」と呼びますが、これを高めに設定することはかなりのリスクだな、と思いました。

・私は以前、中途採用の担当をしていたことがありますが、採用選考に応募してくれた転職希望の皆さんは「年収を今より下げたくない」と言っていた。
・気持ち(働くモチベーション)の問題だけでなく、きっと年収を下げられない生活コストに関係する理由があったのでしょう。

皆さんはどう思いますか?

それではまた。ゆうかでした。

頂きましたサポートは、これからの創作活動に大事に使わせていただきたいと思います。