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発達障害・精神障害の自助会、家族会(リアルの)に入れないのはなぜでしょう?

こんにちは。優花です。私は、ツイッターとかnoteでは、発達障害や精神障害があることをオープンにしています。

ですが、リアルでは、クローズドです。私の障害を知っているのは、家族の一部と精神病院の医療関係者しかいません。

私は、自助会や家族会というものに、興味があります。同じ精神障害者の人が、どのような考えをもって、どのように感じて、どのように生きているのか、興味があるからです。

家族会の方は、私に理解のある家族が、「より優花の事を理解したい」と言って入りたがっていました。

でも、自助会にも、家族会にも、入っていません。というか、入れないのです。別に、会が私たちを拒否しているというわけではありません。

これは、社会的な問題なのです。

そうなんです。自助会に入っているだけで、家族会に入っているだけで、変な目で見られ、詮索され、差別されるのです。

レストランに食事に行ったり、旅行にでも行こうものなら、非難ごうごうです。

「障害者は、家でおとなしくしてろ!」ってことですね。

そう。障害者は、『人生を楽しむこと』が許されないという日本社会の空気があるのです。私たち障害者は、楽しんでいたら、責められるのです。

足の悪い人が、ただ歩いているだけで見ず知らずの人に怒鳴られるって、おかしいとは思わないでしょうか? それにはおかしいと思っても、大きな音が苦手な発達障害の人のための、『サイレント・ルーム』をスポーツのスタジアムに作ることへの理解はあまり得られないのは、なぜでしょうか?

それは、障害者は『楽しんではいけない』『健常者のように人生を好きに生きてはいけない』という、無意識で根強く深い『差別意識』があるからではないでしょうか?

このような状況ですから、誰がいるかわからない『自助会』『家族会』には、出入りできません。知り合いがお世話係(スタッフ)をしている可能性だって大いにあるからです。

ここからは、センシティブな内容を多く含みますので、有料とさせて頂きます。

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