4ヶ月間で得たアート販売先まとめ【これで迷わない】
こんにちは。
threadsでこの投稿をしたら反響が大きかったので、改めてnoteに残しておきます。
検索したらだいたい同様のことが出てきますが、この記事を読めばもっとアート界が把握できると思います。
ギャラリー(買取)
よくSNSでテレアポ形式で勧誘がやってくるギャラリーとは異なります。
(前者は言い方悪いですが搾取式と言わせてもらっています)
アーティストから作品を(お金を出して)買い取り、ギャラリーが売ります。
美大卒だったり、かなり実力のある人にしかチャンスがないとも言えるので厳しいですが、ギャラリーのほうが「買わせて下さい」というスタンスなので強いですよね。
百貨店も似たようなものですが、ギャラリーに所属しているか、画商が間に入るかが最低条件です。
私は初期の頃、銀座のギャラリー(集中していていいと聞きました)や阪急百貨店、大丸百貨店に電話をしました。
ギャラリーはLINE査定、百貨店は電話をしましたが、お払い箱でした。
結局は名前と信頼性なのだろうと思います。
厳しいけどメジャーなオンライン
逆に実力のあるアーティストからすると「オンラインだと相場ができてしまい高くで売れないからおすすめしない」という意見もありますが、1号1万円で売れても、1号作品を1ヶ月に5点売れれば5万円です。
(もちろん手数料が引かれる)
ネットで売れているアーティスト曰く、3万円以下が売れやすいというのをよく聞くので、とりあえず4号以下にして少し安めで出品してみるのがいいのかなと思います。
しかし盲点が。
モール型サイト(minneとかcreemaほか)で気づいたのが、検索条件に値段がある場合。
アート専門サイトにもこういうPRがありました。
検索に「〜1万円」「1万円〜3万円」「3万円〜」こう書かれていると、30001円も10万円も一緒くたになってしまいます。
3万円を超える場合は出品先を良く考えたほうがいい気がしました。
(オリジナリティを発揮して高額で売りたいアーティストには残念ではありますが、 まずは2万円台で値段に向かって制作するのが良い気がします)
アート専門販売サイト
トライセラは冒頭の美大卒でギャラリー販売している方が登録していました。
特集も組まれていました。
私は2回アタックしましたが2回ともダメで、相当知名度のある人向けなようです。
アートメーターはcm2(センチ平方)いくらと決めて販売できるようで、実は本来の売り方と同じそうです。
手数料が高いことでも有名ですが、有名なサイトなので売れれば良いに越したことはない気もします。
アートメーターとディスイズギャラリーは母体は一緒です。
ここではディスイズギャラリーに登録しています。
・アートメーター
・ディスイズギャラリー
・アートリエ(サブスク貸し出し式)
・WASABI
・ArtSticker(ハードル高い)
・トライセラ(ハードル高いけど有名)
ほかにもいろいろ
ハンドメイドサイト
iich以外はすべてに登録しており、同時に複数店舗で販売しています。
万が一購入が被ったらお詫びしないといけないですし、これだけ出品していたら管理が大変ですが、1ヶ月経ってもまだ売れていません。
とりあえずこのまま様子を見ようと思います。
Etsyは世界最大で私自身が購入したこともあり憧れていたんですが、出品時に担保金と出品料がかかるので、登録だけしています。
pinkoiは台湾発祥でアジア最大で、英語をはじめ他言語に対応しています。
英文の登録に手間がかかりますが、チャンスをつかみたいので頑張って出品しています。
なおcreemaも実績ができたら海外サイトへつなげてくれるようですし、そもそもiichはpinkoiとつながっています。
pinkoiは審査があると聞きましたが私はすぐに通りました。
最初からカジュアルなpinkoiが利用できるのであれば、逆に洗練さを求められるiichは急いで登録しなくていいかなと思っています。
pinkoiは体験レッスンなど無形商品も販売できますよ。
・minne
・creema
・iich
・Etsy(米)→出品時にお金かかる
・pinkoi(台湾)
フリマサイト
・メルカリShops
これが意外と売れたりするようです。
大人気のアーティストが5分間でドローイングしたものを2000円ほどで出品して、即完売するのでそれがまた噂になったりと、通常とは異なる利用の仕方もありそうです。
オンラインショップ
自分で集客しないといけないので、ハードルが高いと感じていますが、1件は持っていてもいいと思います。
私はBASEをインスタに紐付けしています。
・BASE
・STORES
・Shopify(カナダ)
・eBay(米)
委託販売
ハンドメイドショップで月単位委託、ラフォーレ原宿やマルイ、パルコなどでポップアップ展開
私は今月から委託販売がはじまります。
アーティストを募集しているハンドメイド雑貨店に2件当たって2件ともすぐOKだったので、メールでやり取りしているうちに、より信頼できそうなお店を選びました。
レンタル料、配送、備品、売り上げ手数料などがかかるので、店頭での純売り上げはオンラインよりもかなり減りますが、お店をアンテナショップにしてファンを増やし、オンラインショップ(モール)に誘導しようと思っています。
実物を見てもらえるのはものすごく貴重だと思っています。
展示会(直結しなくても実績やアンテナになる)
・画材屋
大阪にある阪急三番街のカワチさんがオーディションをしていました。
審査が通れば通りに面した場所で場所を独り占めできます。
オーディションに通れば無料で出展できるので、前述のテレアポ搾取式と違って本当の展示だと思います。
(本当の展示会はアーティストからお金を取らないそうです)
地下街のスペースでマルシェに出店
神戸のさんちかという地下街でマルシェをするというのがインスタ広告で流れてきました。
それを見ると次から次へとブースを貸してくれるところの広告が流れてくるようになったので、インスタの最新のアルゴリズムの恩恵を受けています。
マルシェは肉体的に大変ですが、これも前述と同様に現物を見てもらえますし、在廊するようなものなのでお客様と対話ができます。
お客様の購買意欲がものすごく高くなると思いますよ。
これもまたアンテナショップにできるかもしれないので、QRコードの載ったショップカードは必携ですね。
さいごに
今お世話になってる美術講師の方によると、美術の世界は決まりがないそうです。
芸大卒のアシスタントの方も、ミラノで家具を展示(販売もしているかもしれない)しながら、地方のショッピングモールで雑貨を委託販売していると言っていたし、まずは手探りでいろいろやってみて、合わないものを消去法で外していくのが良いのではないでしょうか。
ちなみに私は2年間NFTをやっていましたし、ランサーズでイラストの受注もしていました。
突然オーダーが来ることもそこそこありました。
ですがデジタルイラストに行き詰まってしまって、アナログに移行したんです。
NFTに関しては話がすごく長くなりますし、私は市場を出ています。
あと付け加えですが、既成のアートよりもだんぜん需要があるのはオーダーのアートです。
これは一番楽だったのがNFTのRecometというコミッションでした。
オーダーといえばココナラをイメージする方が多いでしょうけど、Recometみたいにクリエイターファーストでいていいと思います。
リテイクはほとんど受け付けなくていいのです。
商用で使わない限り、コミッションでお客様はリテイクを求めていません。
昔「あなたの絵がほしいんだから、そんなに描き直ししないでください」と言われたことがあるくらいです。
同じ似顔絵ならハンドメイドサイトで受注したほうが楽かもしれないので、興味のある方はぜひ出品している方を観察してみて下さい。
あと、ブログの用意もしていたほうがいいかもしれません。
SNSよりも絞って、1段階閉鎖的な空間でお客様に作品や想いと向き合ってもらえます。
こうすると、アートを売るのは大変ですね!
この世界はルールがありません…
めちゃくちゃ広いです。
なので道が見えないときは不安ですが、私もまだ不安ですし、手探りでやっていきましょう!
*
私の登録先
ThisIsGarlley
minne
creema
pinkoi
メルカリShops
委託先 : トト路地様
SNS X,instagram,threads
@yuka_surreal
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