【クリエイター向け】売れ残り作品が与えるストレス〜人気作家の悲鳴〜
こんにちは!神戸ポップです。
先日、意外な人の側面を見ました。
"ある感覚"は人類皆共通なんですね。
今回の記事を結論から言うと、"ある感覚"というのは、売れた作品の数よりも売れていない作品の数の方が気になるということです。
こちらのraiiiartさんは私が一番尊敬している作家さんで、勝手ながら先輩とさせてもらっています。
画風が好きで、実績もあるし真似したいから、というのが大きな理由です。
発信もオピニオンが多いので人間性が出ていますし、共感できる部分が多いのでよく絡みにいっています。
foundationでたくさん作品を販売されています。
*私のfoundation
ところが…
こちらのツイート。
直訳するとこうです。
"トキシックポジティブにはうんざりだ。作品の半分は土台で燃やします。
gm ✌️"
toxic(毒)+positivity(ポジティブであれ)
日本では「有害なポジティブ」と訳されます。
このツイートには反論もあったみたいで、かなり絡まれていました。
(リプライした私も絡まれました)
彼女のリプライにはこんな発言もありました。
「私はみんなが思っているほど売れてはいない」
「長い間売れていないアートを捨てる」
外見と中身は違うと言うことと、辛いことがあってもポジティブ思考でいろという同調圧力に疲れてしまったのではないでしょうか。
これは全ての人にあてはまるというわけではないですが、嫌悪感を感じる人は国境は越えるんですね。
次が、大半のクリエイターが抱える問題なんじゃないかと。
たとえば、10個出品して9個売れているのに、売れ残った1個にやたらと意識を持っていかれる感…。
「次に行く」という選択肢もあるのに、なぜか、残りの1個が気になってしまうんですよね。
個人的に「完売万歳」「完売主義」みたいな風潮はあまり好きではないので、「8割売れたら成功」としています。
コレクターもしているので、逆に、完売してしまった時は焦りました。
「(商品がないから)お客さん来なくなっちゃうかも!」って。
最近の私のSNSでは、foundationに関する発信が増えたと気づかれる方もいるかもしれません。
そもそもなぜプラットフォームを増やしたのかと言うと、OpenSeaの動きが悪くなり、埒(らち)があかなくなったから、というのがあります。
PFPコレクションで成功を収めるのはけっこう難しく、表現の幅も限られてしまっていました。
"もっとたくさん表現したいのに描けない、先に進めない"というマイナススパイラルに陥っていたのです。
OpenSeaは市場価格に左右されます。
でもメリットもあって、しっかりマーケティングをすれば成功ルートに辿り着けるということ。
foundationは高額品が目立ちますが、売れれば高級品かもしれないですけど、自己満足な要素も多いです。
お客様(コレクター)の金銭感覚を無視すると大滑りするリスクがあります。
作家の希望価格とコレクターの納得価格がマッチして売買成立といったところでしょうか。
上の魔女の作品を購入してくださったホルダー様は、購入した理由を教えて下さいました。
それは作品の評価、PRの力の入れ度合い、SNSを楽しんでいる度合い、そして金額が妥当かどうか。
そのホルダー様は私のfoundation一作目を買い逃してしまったということで、この3作目の作品を、わざわざ新しくアカウント作ってまで購入しに来て下さったそうです。
(なんと同時にOpenSeaの作品もまとめ買い!)
なので、クリエイターはこのフラストレーションを解消すべきだと考えています。
心のキャンバスは常にクリーンでいたいもの。
ちなみに私はコンサルの実績が実は2件あるんです。
PRが追いついておらず、クリエイター活動がもう少し軌道に乗ってくれたら、複合的にNFTのお仕事をしていきたいと思っています。
私のコンサルはクライアントの性格に合わせてマーケティングのサポートをすること。
おそらく他ではやっていないと思います。
詳細はまた改めて記事と自己紹介動画を用意する予定です。
なおお引き受けは今でもしており、下記のサイトからしていただけます。
もしNFTで悩んでおられたらサイト内からご連絡下さい。
NFTアートを売るのは心理学が大きく影響しています。
冒頭のraiiiartさんの叫びは、多くのクリエイターの代弁をしてくれたのではないでしょうか。
NFT界隈の土壌がもう少し整地されていくといいですね。
絵を描くキャンバスは常にクリーンで…。
そういられるように、邁進(まいしん)していきましょう。
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