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Mastering Pot-Limit-Omaha もくじ
謝辞
導入
パート1:現代PLO戦略
1 ゲーム理論導入
搾取的戦略
GTO戦略
ゲーム理論原則
2 総合的なゲームプラン
3 プリフロップ戦略
エクイティ
プレイアビリティ
ナッティネス
エクイティディストリビューション
対戦人数
ポジション
SPR
イニシアティブ
対戦相手の傾向
イメージ
4 スターティングハンドセレクション
オープンレンジ
プリフロ
第8章 リンプポット
PLOというゲームが、プリフロップ及びポストフロップで多くのオールインが起こるゲームであったとしても、ゲームの勝利は、しっかりと基礎の固まったプリフロップ戦略、とりわけブラインドでのプレイによって得られます。これから見ていくハンド実例の中で、今日のゲームに対してどのようにあなたのゲームプランを適応させて、最大限絞り取るのかを議論していきます。
ポイントとなる要素は、ブラインドでの正しいプレイ及び
第7章 ハンド実例導入
私たちはここまで、ゲーム理論およびGTOアプローチ、ハンドセレクション、ボードテクスチャーを読んだ上でのポストフロップスキル、厳密なレンジによる正しいベットとブラフのパターンなどを含む、理論的原則を学んできました。こういった理論を実戦に満たしていきましょう。プリフロップ及びポストフロップの様々な15のハンド実例を、次章から見ていきます。
リンプポットの章では、その戦略的オプションについて議論して
第6章 マインドセット
ポーカーの心理学的側面はこの本の主要な部分ではありませんので、この章はいくらか手短に終わらせようと思います。ただし、心理学がポーカーにおいて大事ではないという事ではありません。マインドセット(心構え)は、とりわけ今日のゲームにおいて、あなたのウィンレートに重大な影響を及ぼします。近年、PLOプレーヤーの技術的レベルは大いに発展しました。レギュラー達に対抗する時は、技術的な優位よりも、むしろ精神的な
もっとみるポストフロップライン(5)
ベットサイジングベットサイジングは最も複雑なコンセプトの内の1つで、一般論を話す事さえ困難です。あなたのレンジ/ハンド、対戦相手、ボードテクスチャー、自分自身のイメージ、ゲームの流れ、直近のテーブルヒストリーなど、非常に多くの要素があなたの決定に影響を与えます。
何よりもまず、それがどんな場合であっても、ベットサイズを一定にする事だけはするべきでありません。フロップ、ターンと様々なベットサイズを
ポストフロップライン(4)
ベッティング戦略の要点様々なボードテクスチャーに対して、常に深い解析を行うことはできません。しかし、大まかな目安に従うことはできます。
あなたはウェットでドローヘヴィなボードにおいて、スタティックボードでそうする時ほどCBを高い頻度で打つべきではありません。たくさんの、いくらかヒットしていて継続できそうなハンドにコールされやすいので、ブラフをするメリットがより少ないのです。よって、ベットをする場
ポストフロップライン(3)
AK9r、A92r、A72r、J66r、KKQrあるいはストレートボードやモノトーンボードといった、非常にスタティックなボードにおいては、通常高い頻度のCBが要求されます。妥当なCB率は75~85%くらいでしょう。こういったボードはウェイアヘッド/ウェイビハインドな状況になり、後のストリートでエクイティを変化させるカードがより少ないのです。ボード上のナッツに対して充分なエクイティを持つハンドはほと
もっとみるポストフロップライン(2)
それぞれのボードテクスチャーに対するベッティング戦略
堅実なポストフロップゲームプランには、あなたにとって良く、相手にとって悪いボードにおいてベット頻度を増やす事が要求されます。強いハンドと同様に、ドローあるいはいくつかのマージナルなハンドでもベットをしていきます。そうするためにも、様々なボードテクスチャーの特徴を理解していないといけません。そして、最も利益的なポストフロップラインを明確にするた
ポストフロップライン(1)
全般的な考え方いつベットし、いつチェックするかを理解している事は、ポーカープレーヤーにとって最も大切な武器の一つです。アクションには常にチェック、コール、フォールド、レイズと選択肢があり、その選択は相手のアクション次第でもあります。レンジを構成するそれぞれのハンドにとって適切なオプションを選ぶ事を意識していきましょう。レンジの一部はフォールドしますし、またコールする部分、ベットやレイズをする部分も
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ダイナミックボード
スタティックボードとは対照的に、ダイナミックボードは、ターンやリバーでのエクイティ変化が頻繁に起こります。メイドハンドはこれらのボードでバリューを失い、ドローは非常に強いハンドになります。強いラップとフラッシュドローの組み合わせは、トップセットにさえフェイバリットになり得るのです。フロップストレート、それがたとえナッツストレートであったとしても、リドローのないものは非常に脆弱
ボードテクスチャー(5)
ペアボード
フロップは約18%の確率でペアボードになります。この特殊なタイプのボードに対してどのようにアプローチするべきか注意深く考慮するには充分な確率で現れます。何年か前までは、ペアボードをプレイする事は難しくありませんでした。ブラフを試みるプレーヤーは少なく、ほとんどのプレーヤーは、ただオーバーフル(あり得る中で最も強いフルハウス)のみでクリエイティブなプレイをして、トリップスや、あるいはア