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イギリス旅行での想定外・失敗(3日目)

 3日目はオックスフォード。ただ、この移動中、またバスでミスをする。
 どうせラストの駅なんだから、と思ってのんびりしていた。子どもたちが乗っていたので、あまり気にしないで過ごしていたら、なんだかちょっと着いたんじゃないかという雰囲気になる。でも、子どもたちが降りてない。
 よくわからずにいると、既に着いていることを運転手さんが教えてくれる。どうやら、子どもたちの目的は、違うらしい。そして、彼らの内々の約束みたいなものが存在しそうだった。

 いったいどこへ行くんだろう、と疑問に思いつつ、バスを降りる。学習したつもりでも、間違いは起きる。

 バックパッカーズで荷物を預けて、観光を楽しむ。しばらくは何も起きなかった。少なくとも昼食までは。

 お昼にしようと思って、カフェに入る。注文するカウンターが混雑していて、声が聞き取りづらかった。今思えば、eat inかtake awayかを訊かれていたはずだ。
 私がうまく聞き取らなかったので、お持ち帰り用に用意されてしまったらしい。実際に気づいたのは、テーブルに着いてしばらくしてからだ。とりあえず、あとで料金の話をしようと思い、中途半端に食べた状態で席を立つのはやめておく。
 なんだか居心地が悪い思いはしたが、確認すると、お皿で出してほしいのでなければ、問題ないと言われた。なんだか、もう少し落ち着いて食べてもよかったんじゃないかと思う。

 日本も中で食べるかどうかで税金に差が出るようになったけれど、イギリスでは金額が違う。本来なら、eat inにすると、少し高い値段になるはずだった。
 とはいえ、どうもこれは、お皿を洗う手間がかかるかどうか、という差のほうが大きいようだ。これは、あとでもう一度、キングスクロス駅で、似たような状況になって、わかったのだけれど。

 この日はさらにオックスフォードを見て回ってから、ロンドンへ移動する。宿は西ロンドン。オイスターカードをチャージ(top up)して宿へ向かう。
 この間、特に問題はなかったが、電車を降りる際に、年上の女性にスーツケースを持とうかと声をかけられてびっくりした件があった。どうもお子さんがいたようだ。そのお子さんが青年期らしい男性だったので、親切に声をかけてくれたという事情。それなら、安心してお願いできる。

 パブに行ってみた。カード払いのタイミングで、機械に妙な表示が出て戸惑う。確認してみると、どうもチップをこの画面で支払うようになっていたみたいだった。
 お酒を買って席に着くだけなら、必要ない。うっかりしていたけれど、持ってきてもらう場合には、チップを払うのが普通なので、料理を注文した場合は、支払うのが一般的みたいだった。クレジットの場合は、金額確認画面の直後に出てくるらしい。

 フィッシュ&チップスは、一度は試してみようと思っていたのだけれど、どうも場所によって味がなかったり、塩味が少し濃かったり。まあ、イギリスらしいといえば、そうなのかもしれない。ソースみたいに味を足せるようになっていたんだけれど、それもそれで、あまり味がないのが、ちょっと不思議な感じだった。

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