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【Web2.0 me vs Web3.0 me】 NFTに『自分らしさの本質』を教えてもらった話。

こんにちは!管理栄養士のゆかのんです。
今日は個人的に『Web3.0』のテクノロジーに希望を感じた話。


『NFT』にハマっています。

みなさんは『NFT』って聞いたことありますか?

NFTというのは『Non-Fungible Token(ノン-ファンジブル トークン)』を略したもので、日本語では「非代替性トークン」という意味。

『非代替性』というと聞き馴染みがないですが、言い換えると『替えが効かない、唯一無二の』という意味になります。

今まではネット上のイラスト・漫画・情報・音楽などのデジタルデータはアクセスさえできれば誰にでもコピーすることが簡単でした。

芸能人の顔写真を勝手にアイコンにしているTwitterアカウントを皆さんも一度は見たことがあると思います(笑)

その解決策として今注目されているのが『NFT』です!
ブロックチェーンの技術を使うことで今までコピーするのが簡単だったネット上のデータに『唯一無二であることを保証する証明書=NFT』がついているものが『NFTデータ』になります。

つまり『NFT化』された芸能人の顔写真をコピーしたとしても「こっちが本物で、あっちが偽物」ってすぐにバレちゃう。これがNFTのすごいところ。(フォロワー数などがたとえ同じアカウントだとしても、『データを保証する証明書』が付いているかどうかだけで分かる、ということです。)


NFTコレクション『Crypto Beautiful』との出会い。

で、最近のわたしはそのNFTにすごくハマっていて、いろんなアーティストの方がNFTを使ったイラストのコレクションを公開されているのを毎日のように見て回っています。

日本のコレクションはもちろん海外のもの、とても有名なものからまだ始まったばかりのものまで本当にたくさんのNFTコレクションがあるのですが、その中でもわたしが今一番応援しているのが『Crypto Beautiful』というコレクションです。

こちらが私が購入した『Crypto Beautiful』の作品『#044』
めちゃくちゃ素敵じゃないですか…?

『Crypto Beautiful』は日本からアフリカのエイズ孤児支援をされているNGO・PLASの代表もんだるいこさんが立ち上げられたコレクションです。

一度PLASの活動報告会にお邪魔させていただいたことや、『Crypto Beautiful』の「今を生きる女性たちを応援する」というコンセプトに共感するところもあり、
いつかは『Crypto Beautiful』の作品を購入したいな〜と思っていました。

そんな時に新しく公開された作品が私が購入した『#044』だったんです。

私はこの作品を見た時、ちょっとした一目惚れのような感覚におちいりました。満月を眺める女の子のキラキラした瞳、ピンク色の髪の毛、綺麗だけどどこか『陰』の雰囲気をもつ世界観。
昔から宇宙の世界が好きだったこともあり、この作品のすべてが私にとってドストライクでした。

「こんな作品もう二度と出会えないかもしれない!」
「NFTをSNSアイコンにするなら絶対にこの子がいい!」

そう思った私はこの作品が公開されたその日のうちにもんださんに連絡し、『#044』を購入。無事にホルダーになることができました。

『#044』が好きすぎた私がとった行動。

と、そんな形でCrypto Beautiful #044のホルダーになったのが1ヶ月ほど前。
そこからもCrypto Beautifulコレクションと#044に対する気持ちが冷めない(むしろ日に日に増していった)私がとった行動は…

『リアルの髪をピンクに染めました』

さすがに全部をピンクにする勇気はなかったので(笑)
イヤリングカラー(耳のまわりだけを染めるもの)でピンクを入れました

「なんとかして自分が大好きな#044の女の子に近づきたい!」と思って考えたのが『同じような綺麗なピンク色の髪に私もなること』でした。

今まで無難なブラウン系にしか染めたことがなかったので、ピンクを入れるのはかなり勇気がいりましたが、美容師さんに綺麗なピンクを入れていただきました。

美容室から帰った私はちょっとドキドキしながらTwitterに髪の毛をピンクにしたことを投稿しました。

するとこのツイートに

「Web2.0 me vs Web3.0 me のツイートお願いします!」

とコメントをいただきました。

調べてみると『Web2.0 me vs Web3.0 me』とはNFTホルダーの間で流行っている "『Web2.0の自分(=リアルな自分の写真)』と『Web3.0の自分(=自分のNFTアイコン)』を並べてツイートする" というものだとわかりました。

そこで私もこのようなツイートをしてみました↓

すると、このツイートに予想以上の反応をいただきました!
普段あまり交流がない方からもいいねがついたり、「ピンク色とてもお似合いです!」との声を(ひとりではなく複数の方から)いただいたのです。


『Web2.0 me vs Web3.0 me』

私はこのような反応をいただけることを予想していませんでした。なぜなら私は今まで自分で『ピンク色が似合う』と思ったことがなかったからです。

『ピンク』というとどうしても『可愛い女の子だから似合うもの』というイメージがあり、あまり自分の見た目に自信がなかった私は今まで積極的にピンクを選べずにいました。

だからこそ、私は「ピンク色が似合う」と言われて驚いたと同時に、こんなことも思いました。

「NFTの世界ではそもそもそんなこと気にしなくていいんだ。」と。

現実の世界において、私たちはどうしても『自分に似合う・似合わない』『キャラに合う・合わない』『〜っぽい・ぽくない』などのことを気にしがちです。

でもNFTを自分のSNS上のアイコンとするWeb3.0の世界ではそんなこと気にしなくていい。

『男性だから女性のアイコンにしちゃいけない』とか、『可愛いキャラクターは自分に合わない』とか、『今までのイメージと違う』とか、そんなことまったく関係なく、なりたい自分に今この瞬間からなれる!

これがWeb3.0の世界なんだと思いました。

Web2.0の私たちは今までどうしてもリアルなもの(自分の見た目や他人の見た目)にとらわれ、知らず知らずのうちに先入観を抱いてきました。
でもそこから解放された世界にいけたとき、私たちはもっと自由に自分自身を表現し、周りの人と繋がることができる。

管理栄養士としてずっとダイエットや体型に悩む人たちと向き合ってきた私にとっても、Web3.0の世界は『見た目への執着から解放される』ものすごく大きな可能性を持った世界のように感じました。


本当の『自分らしさ』とは?

「Crypto Beautiful Voxels」

私たちはどうしても「”自分らしさ”とは何か?」と考えた時
「”今までの”自分に合うか合わないか」で判断をしがちです。

でももしかしたら本当の『自分らしさ』とは
「今の自分がどうしたいのか」で判断をすることなのかもしれません。

NFTコレクション『Crypto Beautiful』#044とWeb3.0の世界は『今この瞬間からなりたい自分になれる』ということを私に教えてくれました。

NFTは、投資的な観点やクリエイターの活動資源のひとつとして語られることがほとんどで、もちろんそれも素晴らしいことですが

SNS上でのアイコン、ひいてはアバターとして『自分をもっと自由に表現すること(=アイデンティティ)』の文脈でもこれからもっと多くの人に広まっていってほしいなと思います。

きっとそれによって救われる人がたくさんいると思うから。


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Twitter:yuka_non_

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