フランス日記:11月22日「ウイストラム」
20日からノルマンディーのカブールという街に滞在している。
今日はマダムと車で30分ぐらいの、同じくノルマンディーのウイストラムという街に行ってきた。
▼ウイストラムまでの道のり。これはオルヌ川
フランスの川の名前って「セーヌ(Seine)」とか「オルヌ(Orne)」とか「e」の音で終わるのが多いのかと思って軽くググったけど、特にそうでもなかった。
日本の川沿いの趣と大きく違うのは、堤防がないことだ。氾濫しないのかな、と水害の多い国の国民は心配してしまうよ。
▼魚の市場へ行く
この辺りはカレイがよく獲れるっぽい。
▼蟹を購入(生きてる!)
ちなみにこの蟹は今、台所で美味しいスープになっている。
▼ノルマンディーといえば「ノルマンディー上陸作戦」
ウイストラムはオハマビーチから車で50分ほど離れているが、この浜辺もかつて戦場だったそう。
ものすごく綺麗な海。
月並みですが戦争っていやだなと思う。綺麗だけど悲しい気持ちになりながら無言で歩いていると、マダムから「何を考えているの?」と言われたので「海の色が日本と違うなと思って…」とごまかす。
午後は隣の家のマダムと3人で野菜を買いに行く。
▼こんな可愛い建物の中で野菜を売っているのだ!
おどけるマダム。
▼中の様子
▼キャベツの質感が立体的すぎて、もはや食玩ぽい
野菜売り場につくとマダムの友人のフランス人が4人ほどいて、マダムとビズでご挨拶。「日本からフランス語を勉強しにきているのよ」と紹介してもらった。しかしフランス語が100%理解できるわけではないので、ドギマギしながらなるべく口角をあげてみんなの話を聞いているしかない。
「この気まずさや、言葉がわからないストレスって留学する人がみんな経験するのだろうな」と思い、留学経験者全員に心から敬意を表したいと思った。敬礼。
自分でもちょっとおもしろいなと思ったのが、「この子は日本人で」と紹介されると「それっぽく振舞わないと」と思う自分がいることだ。
「Enchanté」(はじめまして)と言いながら軽く会釈してしまう自分がいた。
明日はお隣のマダムの誕生日パーティーだそうだ。無事に乗り切れるだろうか……。
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