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【育児記録】2歳・生後9ヶ月、美術館デビュー。国立近代美術館へ。

昨日、家族で国立近代美術館のTORIO展に行ってきました。

子連れ美術館、大丈夫?と正直不安でしたが、思ったより優しかった。

今回は、子連れの国立近代美術館、息子・娘の様子について記載します。


はじめに

私は美術館や博物館に行くのが好きです。
自分時間がもらえたら真っ先にあの空間に時間に浸りたいと思います。

東京国立博物館はこの作品のために行きたい!と思うほど好きです。
また、仕事おわりに国立新美術館へ、休みの日は国立西洋美術館へ、特別展を見に通っていました。
東京藝術大学卒業作品展も楽しかったな。

でも、妊娠すると子供が生まれると、そうはいきません。

妊娠したら悪阻も心配だしお腹が重くて歩けない。
子供が生まれたら長く自分時間は取れない。
元気な子供を落ち着いた空間に連れて行くなんて怖すぎる。

そんな中、比較的子連れに優しいのが国立近代美術館です。

子連れ国立近代美術館

良いところ

✅あまり固くない雰囲気
✅ベビーカー貸出3台
✅授乳スペース・おむつ替え台
✅休憩しやすい

展示室では写真OKの作品も多く、お話を楽しんでいる方もたくさんいます。

以前行った時に、乳児とママを見たことがありますし、小学生の団体も見たことがあります。

『眺めの良い部屋』で皇居やビルを見ながら休憩ができるし、小さいテラスもあります。

テラスで休憩する娘と息子。

子供が騒ぐのは注意されると思いますが、ルールに配慮していれば子連れでも大丈夫だと思います。

イマイチなところ

✅最寄りの竹橋駅のエレベーターが遠い!

1番近い出口から2,3分で着くのに、エレベーターがある方の出口は反対側。
10分以上かかります。

国立近代美術館が悪いわけではないです。
メトロ、できたら頑張ってくれ!

TRIO展

私たちは、息子(2歳)は歩いて、娘(生後9ヶ月)は抱っこ紐着用の上ベビーカーレンタルにしました。

息子の様子

入る前に「みんな静かにしてるね」と伝えておきました。

息子と手を繋いで中に入ると、走ったりどこかに行くことなくゆっくりと歩いて静かにしていてくれました。

気に入った作品があると近づいていきましたが、「作品には触れないよ!線の中には入らないよ!」と教えたので踏みとどまって見ていました。

「あい〜(指差し)」(これなに?)
「お〜」
「きれいな梨だ」
「この馬かっこいいね」
「お花が入った椅子に座りたい」

息子は小さい声でこんな感じで一丁前にコメントしてくれました。

形や色について話していることも多かったな。
かっこいい、きれいなど作品によって表現を変えていたのが興味深かった笑

✅アンドレ・ボーシャン《果物棚》
✅レイモン・デュシャン=ヴィヨン《大きな馬》
✅倉俣史朗《ミス・ブランチ》
✅奈良美智《In the Box》

特にテンションが上がったのは上記作品。

息子の好きなもの・親しみがあるものだなと感じました。

息子と私。
パウル・クレーを見て
息子「黄色のおじさん」だそうです。

図録も買ったので、「本買ってもらった!」と嬉しそうでした。

帰ってからは図録を見て「このお風呂の絵見たよ」「馬の絵描く」と言っていました。

また、「〇〇のポーズ!」と言って絵を見て体で表現していました。
子供の頭って柔軟ですね。

娘の様子

ベビーカーに乗せる時は不安そうでしたが、押して歩けばおとなしかったです。

キョロキョロしていましたが、おしゃべりしたり泣いたりすることはなかったです。

でも、混み合っている作品の近くはベビーカーで通るのが申し訳なくて遠目から流れるように見ました。

娘のテンションが上がった『色彩とリズム』ではニコニコ。

娘のお気に入り作品は、
田中敦子《作品66-SA》だった気がします。
私も好き!

娘はニコニコ・バタバタしていました。
色がはっきりしているからだと思います。

娘ちゃん、付き合ってくれてありがとう。

目玉展示。
大阪市が購入した
あの有名なモディリアーニも。

感想

子連れ美術館、ゆっくりはできません!

✅じっくり近づいて作品を見る
✅説明を読む

私はできなかった!

歩いて話して元気な息子、泣かないか奇声をあげないか心配な娘。
ベビーカーが他のお客さんにぶつかったり邪魔になったりしないか気になります。

でも、美術館に行くとパワーがもらえます

気になった作品を夫と共有して、子供の好きがわかるのも楽しいです。

私は産後1番気分が上がった日でした。

付き合ってくれた子供達、優しくしてくれたスタッフさん・お客さん、ありがとう。

絵本棚に入る図録。
息子も娘もよく触っています。
すぐボロボロになるんだろうな。

子連れだとお出かけのハードルが上がりますよね。
特に静かな場所は緊張します。

でも、自分が想像するより周囲は寛大かも。

「美術は万人に開かれたものでなければ」と夫の恩師も言っていた気がする!

この記事が美術館が好きなママ・パパの後押しになったら嬉しいです。

子供がいてもいなくても、自分の好きなことを大切にできますように。

読んでいただき、ありがとうございました。

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