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6年間務めたサイボウズを退職して、独立します

あつたゆか@「共働きのすごい対話術」著書

こんにちは、あつたゆかです。2022年2月10日を最終出社としてサイボウズ株式会社を退職し、独立することになりました。

普段ソーシャルメディアで見かけてくださっている方の中には「もう独立してると思ってた」という方もいらっしゃるかもしれないですが、実はずっと会社員とすきだよの経営を並行して活動してきました。

サイボウズでやってきたこと

営業をはじめ、BtoB製品のマーケティング設計、プロモーション、ブランディング、広告まで色々なお仕事をさせていただきました。

割と0→1が得意（というかそれしかできない）だったので、何もないところからゴリゴリ立ち上げる仕事が多く、充実した日々でした。

web広告からテレビCM、交通広告や新聞広告、イベントやコンテンツ企画など多くの仕事を経験させていただき、どの企画でもチームで細かい表現まで徹底的に話し合い、予想を超えて大きな反響を得られた時の楽しさは忘れられません。

また、マネジメントの面でも学ばせていただくことが多く、多様な個性を持つメンバーとの向き合い方、心理的安全性の高いチームづくり、メンバーの育成など、大切なことを多く学ばせていただきました。

サイボウズの良いところは語り尽くせないですが、情報共有の素晴らしさはもちろん、自分で業務を改善できる環境、オープンに議論しあえる風土、若手でも大きな企画を任せてもらえる裁量の大きさ、心から尊敬できる上司・同僚・後輩に恵まれ、本当に幸せな社会人生活を送らせていただきました。

自分の社会人や起業家としての基礎を作ってくれたのは間違いなくサイボウズであり、どんなに恩返しをしてもしきれない、人生をやり直して新卒でもう一回入る会社を選び直せたとしても、サイボウズをまた選ぶだろうと胸を張って言えます。関わってくださった皆様に感謝です。

今後について

今後については、家族・パートナーシップの社会課題を解決する、株式会社すきだよの経営にフルコミットする予定です。

おかげさまで企業・個人ともに、たくさんのパートナーシップのご相談をいただくようになり、結婚や家族、夫婦やジェンダー、セクシャリティなど、いろいろと解決すべき根深い課題があるなと実感しています。

選択的夫婦別姓はまだ実現されていない、性教育も遅れている、セクシャリティの差別もなくなってない、子育てや夫婦仲で苦しんでる人もたくさんいるという中で、自分は社会問題の解決に向けてどんな貢献ができるかを考えた結果、大好きなサイボウズを離れて独立するという決心がようやくできました。

冷静に考えれば、日本一働きやすいと言われるサイボウズに会社員としていれば幸せなはずで、自ら苦労することがわかっている道を選択する必然性はないのですが、それでもやりたいと思ってしまうのは、この社会をもっと生きやすいものにしたい、多くの人の力になりたいという、理由はわからないけれど自分から溢れ出るエネルギーのようなものがあるからなのだと思います。

これからもたくさん失敗すると思いますが、信頼できる頼もしいメンバーとともに、誰もが大切な人とずっと幸せでいられる社会を目指していきたいです。

お世話になった皆様、今まで本当に本当にありがとうございました＋これからもどうぞよろしくおねがいいたします！


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