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怒りをコントロールする

 「怒りをコントロールする」、よく息子と話すことの1つだ。
 息子に対してでもあるし、自分自身に対しても言えることだからだ。
基本的に、私は子どもに対して声をあげ怒る必要はないと思っていて、駄目なことであればそれを説明するべきだと思っている。

 声をあげて怒鳴ったところで、萎縮するだけで学べることなんてないからだ。もちろん、気持ちが萎縮して、親の言うことを聞く表面上のいい子は出来上がると思うが、それは最終的には解決にならないと思っている。

 とはいえ、言うのは簡単で、お調子者の息子が何度言ってもふざけていたり、危ないことを注意をしてもしていたりで、怒ってしまうことが度々ある。そのたびに反省を繰り返し、「今日はママが怒りをコントロールできなかったね、ごめん。」と謝罪する。
 
 怒るという行為は、本当に都合が良い。すぐに子どもが自分の思い通りに動いてくれるからだ。同じように、適当な嘘で恐がらせるのも、大人にとって都合が良い。

 これらのことをできる限り、やらないように心がけている。そして、怒ってしまったときには、落ち着いたあとに、なぜ怒ってしまったのか、どういう気持ちだったかを息子に伝えて謝罪をしている。

 息子が怒ってしまったときも、同様のことをする。
なぜ、怒ってしまったのか。その気持ちを怒らず言葉で表現することができるか。語彙がまだなかったら一緒にそれも考えてみる。

 息子の何倍も多く生きているのに、怒りをコントロールできないのだから、息子が怒ってしまうことを責められる立場にいない。まだまだ練習が必要である。そして、自戒をこめてこれを書いている。

My dear brothers and sisters, take note of this: Everyone should be quick to listen, slow to speak and slow to become angry, because human anger does not produce the righteousness that God desires.

James 1:19‐20

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