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ピカピカの1年生

 2週間前、息子がグレード1(日本でいう小学校1年生)に上がりました。
シングルマザー生活ももうすぐ4年、どんどんと母として強くなっていく自分を感じながらも、小学校選びに少しの恐怖と面倒臭さを感じて、先延ばしにしていました。
 最初に行きだした幼稚園はお受験幼稚園みたいなところがあり、「これできないとビッグスクールに行けないよ!」と事あるごとに言われていたようで、息子は全部できるようになったし、はやく小学校へ進みたいという気持ちが芽生えたようでした。
 その後移った幼稚園は、中学生のホームスクーリングも受け付けていて、流行りのSTEM教育を取り入れた自由なスクールで、小学校に進まずに小学校3年くらいまではここでのんびりと学べればいいや~と呑気に構えていました。
 それが、8月に入る直前=新学期がもうすぐ始まるというタイミングで、学校閉鎖を告げられたのでした。もう小学校に入ってしまうか、あと2年くらいのんびりとできるスクールを探すかと悩みつつ、もう面倒臭いと逃げれず重たい腰を上げたのでした。

 まずは私が払える学費であること、そして子どもをリスペクトして接しているか、できればクリスチャンスクール、というのを主な条件としていくつかスクールを巡りました。
 そこで出会った一つのスクール、校長先生自らスクールのことを熱く語ってくださり、しかも生徒の80%がクリスチャンで毎朝ディボーションの時間があるというのを聞いて、ここに行かせたいと感じました。
 じゃあ、入学試験を受けてという話をしていたら、なんと息子の誕生日では本来まだ小学校入学年齢ではないということが発覚し、幼稚園の年長からという話をされ、正直に息子が小学校に行くと興奮していて、どうやって説明しようか、、、と話をすると、じゃあ入学試験を受けてみて、大丈夫そうだったら小学校で行きましょう!という話になったのでした。

 そして迎えた入学試験の日、4歳児に3時間も座りっぱなしなんて無理な話なわけで、途中で遊んだり、おやつを貰いながら、先生と一緒に励ましつつ、なんとかあともう少しというところで集中力が完全に切れ、もう頑張ったしいいかーと諦めていたところ、隣の部屋から息子が大好きな讃美歌が流れてきて、最後は神様に応援され熱唱しながら解き終えたのでした。
 少し足りなかった部分は補修をしてくれることになり、なんとか小学校に進めることになり、本当に嬉しそうで、しっかり皆に追いつきたいと補修もしっかりと受けていて、息子の成長を沢山感じることができました。

 そして学校が始まりあっという間に過ぎた二週間。
自分の小学校入学の頃を考えると、誰も知らない環境にぶち込まれるのが恐怖でしかなかった記憶があるのですが、息子は喜びのあまり前日から踊りまくっていて、あまりの逞しさに我が子ながら感服したのでした。
 曜日ごとに色々な宿題があり、ワーシップソングを歌ったり、聖書を読んだり、図書館で借りた本を読んで絵を書いたり、感想文を書いたりと、こっちは大変そうだなあーと思って見ているのですが、本人はなんだか楽しそうに取り組んでいて、神様からの愛と祝福を感じる毎日です。

So whether you eat or drink or whatever you do, do it all for the glory of God.

1 Corinthians 10:31

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