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第百四十一話:ここまで読んでいただきありがとうございます!

 第一話よりここまで読んで頂いた皆さん、ありがとうございます。
私がアフリカと出会い、そしてタンザニアと出会い移住をし、出産し、今に至るまでを駆け足で綴ってきました。
 最初にアフリカ大陸に足を踏み入れてから約15年、タンザニアに暮らすようになってから11年が経とうとしています。

 想像していなかったことが次々と起こる中で、なんでこんなに私の人生はハードモードなんだと嘆きながら、なんとか踏ん張ってきました。
 ようやく去年のジェームズと縁を切った頃より、人生って楽しいと初めて心から思えるようになりました。そしてその後、とある人よりジェームズはカルマであったと告げられました。(そして、ルトフィーは私をカルマから引き離すことが彼の人生のミッションの1つであったとも)

 今までただただ苦しい恋愛をし、不本意に自分や相手を傷つけてきた私に、純粋に人を愛するということを教えてくれたルトフィーには感謝しかありません。
 今でも彼のことを思い出しては泣き、もう既読になることはないのを知りながらメッセージを送ったりしていますが、亡くなった後でもその人との関係が続いていくことを日々示してくれています。

 自分自身もそして周囲からもびっくりされるほど気持ちが前向きになり、一つ一つの出会いがどれだけ尊いものなのか、また自分を苦しめる人から自分の意思で離れられるということをこの歳にして学びました。
 
 そして、偶然にも今日は2月22日は私の誕生日。
 沢山の人に支えられ、愛されここまで歩みを進めてこられたことに感謝しています。
 ようやく人生を楽しいと感じられるようになった私に、これからどんな素敵な未来が待っているのでしょうか。沢山の険しい道を歩み躓いてきた分、今困難な状態にいる人の力になることができるのではと漠然と考えているところです。

 改めて私の15年に渡るアフリカでの人生の物語を最後まで読んで頂いた皆さん、コメントをくれたり、直接感想を伝えてくれ、励ましてくれた皆さんありがとうございました。
 今後も、こちらで文章を書いていきたいなと思っているので、応援よろしくお願い致します!今までの感想も教えてもらえたら嬉しいです!

(写真は、息子をモデルに使いたいというブランドのカメラマンがサービスで親子の写真も撮ってくれました。普通ではない道のりを一緒に歩み、大きな支えとなってくれている息子も4歳6か月になろうとしています。)

 

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