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映画記録 1 -世界の終わりから-

『世界の終わりから』

4/7 公開初日に観て来ました。
某動画サイトでメイキングを偶然見かけ凄く興味を持った作品。
予告や先行配信、監督の言葉を見て聞いて。
絶対に観たいと思った作品。

私が感じた''想い''を書かせてください。

※ネタバレあり。まだ観ていない方はご自分の判断で読んでください。

世界を救うために戸惑いながらも奔走するそんな物語。

想い

最後の言葉が全てだと私は思った。
'' この世界を愛したい ''

この言葉を聴いた時涙が想いが感情が溢れた。
自分は1人ではないと。
自分とそれ以上の命を…。
そう思える人と出逢いたいと。
愛し、愛されたいと。
人の想いはとても愚かで醜い
でも、とても美しく儚い。

自分を愛し、信じる者が、
どこかに居る事を
何処かに居たことを。
そして、決してひとりぼっちでは無い。

この作品を観て救われた。
何度でも観たい。
きっと、その度に何度も何度も救われる。
この世界をこの想いを救ってくれると信じてる。


感想

公開から約2ヶ月が経ち、6回観て来た。好きだなと感じる場面が幾つかある。

星空の下でユキとシロとハナが話す場面。あのシーンは寂しさや悲しさ絶望があるけれど何処か''ひとりじゃない''と感じれる気がする。そんな場面。「みんな死んだら星になる。生きてる人達をずっと見守る」残るもの達は空を見上げてその者達を想い感じることが出来る。そうすればいつでも会える。そう私は感じ思った。

もう1つは保健室の場面。
ハナとタケルが話す所。タケルの前でハナは表情が和らぐ。タケルの前では傍では無意識のうちに信頼してるんだな…
タケルもハナを大切に思い信頼してるんだなと感じる。
映画を観た後に、あるインタビューを読んだ。
伊東蒼さんが『良い意味で''雑さ''があります…』と言っていた。私が感じたのはこれだ…って思った。江崎や佐伯とも老婆に対してとも違う。過ごした時間がきっと長くてだからこその信頼なんだと感じた。
だから、ハナの表情が和らぐ。
少し微笑む。
好きなんだなって…

もう1つ、好きとは少し違う。
すごく心が苦しくなった場面。屋上での場面。
ハナがきっとずっと心の奥底に隠していた苦しみや絶望・諦め。それらが''世界を救う''と言う役目を担わされた時、自分自身がこの世界の絶望を願いを想いを背負った時。心にあった想いが少しづつ大きく膨らみ最後に溢れ出す。
きっとそこで溢れ出した「こんな世界終わっちゃえばいい…」はハナの心の底からの叫びで諦めで絶望で。ユキの叫びでもあると私は思う。
でも、ハナはひとつの希望を光を願いを捨てる事は出来なくて。だから、''あなたへ''託した。

そして、最後の言葉はハナの心からの願いで想いなんだと自分の中で感じている。


願い

きっと、今私はこう思っているだけで時が経てばまた違う印象を持って想いを抱くだろう。

もしかしたらこの世界に絶望しているかも
もしかしたらこの世界に希望を持ってるかも

どんな時でも、どんな想いでも
きっと、この作品は私の心を貴方の心を救ってくれる。
一筋の光を希望を見せようとしてくれる。

私もこの世界を愛したい。
私はそう想いたい。


最後に

とても長くなってしまいました。

ここまで読んで頂きありがとうございました。
不格好な文章で申し訳ないです。
私の感じた想いが少しでも伝われば嬉しい。
そして、是非観て頂きたい。
素晴らしい作品です。出会えて良かった。心から出会えて良かったです。観れて良かったです。

この想いが監督や貴方に届いたら嬉しいです。

では

追記

もう、観れないと思っていた。
6月頃。これが最後かなと思い足を運んだ。

9月某日。再上映をすると知り急いでチケットを取った。そこには監督がいらっしゃっていて。
握手をさせてもらった。涙を堪えるのに必死で「ありがとうございます。」しか言えなかった。けれど、その言葉に沢山の想いを込めて伝えた。

最後に伝えられた。
直接。

本当にありがとうございます。
今回がほんとにほんとに最後なんだろうと感じつつ。

またいつか、観れる日を。
そんな日を願ってる。


Twitter等でも想いを書きました。
プロフィールより覗いて頂けたら嬉しいです。

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