見出し画像

疲れないカラダ大図鑑を読んでみた

こんにちは。自己満足な毎日をすごしたいです。

今日は、メディカルトレーナー 夏嶋隆さんの著書「疲れないカラダ大図鑑」を紹介していきます📕

まず、著者の夏嶋さんは、人間が本来持つ力を十分に引き出す指導をする動作解析の専門家で、アスリートからの支持は絶大だそう。夏嶋さんの指導を受けて活躍する現役選手は、サッカーだけで30名以上なのだとか✨

表紙を開いて1枚めくってみると「この本を読めば あなたの疲れは消え去ります」と。
なんとも自信たっぷりな文言🤔

それは、人体解剖学✕動作解析学✕日本の伝統的所作から生まれた日本人の骨格や筋肉の構造に適したスムーズな動作を手に入れる方法だからなんだそう☝️
そして「疲れないカラダ」を手に入れれば、仕事や生活のパフォーマンスがアップするのみならず、ココロまで晴れやかになり、人生の幸福度も上がっていく、と言い切っています。

そこまで言うのならと思って読んでみました。

はじめに

⚫アスリートには疲労やケガがつきもの
 → 原因の多くは「間違った姿勢・動作」から引き起こされる
 → 姿勢や動作を正すことこそ、健康状態を保つのに欠かせない

⚫日本人の6割ほどが「慢性的な疲れを抱えながら暮らしている」
⚫8割以上が「日頃から疲れを感じている」
 → 疲労がとれない要因の1つは、日本人の多くが「疲れる姿勢」「疲れる動作」を習慣にしていること
 → 「疲れる動作・姿勢」を「疲れない動作・姿勢」に変えることで、疲労を改善し「疲れない体」を手に入れる

⚫「疲れない姿勢・動作」とは、理にかなった姿勢、動作、力の使い方をすること
⚫疲れない体を築くためには、心身のメンテナンスも忘れないこと
 → 肉体疲労だけでなく、体の内側やメンタル面からも疲労をケアすることで、「一生疲れない体」が手に入る

第1部 「疲れない姿勢・動作」で重力から解放される!

PART1 立つ
 疲れない基本の立ち方は、地面に対してまっすぐ垂直に立つこと。
 そのためには、お尻に軽く力を入れ、肩を下げて肩甲骨を背中の中心に寄せる。足の指に力を入れて(地面を軽くつかむようなイメージ)、拇指球は少しだけ浮かせ、足は肩幅程度に開いて重心を中心に置く。そうな☝️
 そこから、正しい「休め」の姿勢や、電車やバスでのつり革の持ち方、立ち方などなど、「立つ」動作の紹介がされています。

PART2 座る・立ち上がる
 基本の座り方から立ち上がり方、PC作業のための手首の角度やペンの持ち方。振り向いたらぎっくり腰に😱なんてことを予防する振り向き方。
 などなど、日常生活でも多く行われる動作であるからこそ、体への負荷を少なくすることに意味があるのかもしれませんね。

PART3 歩く
 ほとんどの人はかかとから着地し、足指のつけ根を折りながら力を入れて、足を前に振り出している。これは、ふくらはぎの筋肉が緊張して血流を悪化させ、疲れや痛みの原因になるそうです。大股で歩く人の疲労感はさらに増す😵
 そこで、骨盤の横幅で歩き、着地は足裏全体で、というのが疲れない歩き方のポイントだそうです。足裏全体で着地することが、人類の骨格に合っているようで、速く歩く場合は歩幅を伸ばすのではなく、ピッチ(足の回転)を上げるようにオススメされています。
 さらに、ヒールでの歩き方、上り坂、下り坂、階段などなどの歩き方が紹介されています。

PART4 家事
 料理や食器洗い、掃除や洗濯などの家事は、体を動かす肉体労働だと言え、激しい動作ではないものの、毎日行うため、間違った姿勢や動作でしていると疲労が蓄積していきます。
 確かに、洗う食器、洗濯物が多いと、腰や背中がしんどいなぁと思うことがあります😓
 そんな家事を行うには、ファイティングポーズがキーになるそう☝️
 後は、力を入れるものと体との距離であったり、てこの原理を使ったりというとものが紹介されています😊

PART5 運ぶ
 買い物や宅配便、引っ越しなどで重い荷物を運ぶ機会って、意外とありますよね。
 そんなときも、ファイティングポーズを基本に力を入れる位置の工夫次第で体への負荷が変わってくるようです🤔
 特に、買い物をしたら、あれ?こんなに重いの?という経験をしたことがある方は多いのでは? その際、荷物を肩にかけて背中の方へまわして体にくっつけて持つと、実際の重さよりも楽に感じませんか? これは理にかなっていて、体への負担がかかりにくくなるそうです✨ 人は無意識に体を労っているのかもしれませんね❤️

PART6 育児・介護
 妊婦さんは、お腹が大きくなると、バランスをとるために背中から腰を反らし、腰痛を起こしやすくなります。そんなときに必要なのは、ブラジャーの肩紐😲詳しいことは割愛しますが、目から鱗です🤯
 子どもを抱っこするポイントや、在宅介護する方にとっては避けられない、要介護者の移動介助についても、体に無理のない方法を示してありますので、介護で腰痛が‥なんて方は読んでみては?

PART7 運転
 まずは自転車🚲に乗る姿勢。
 自転車と言っても、シティサイクルからスポーツタイプ、小型の自転車、エアロバイクに至るまでの手の届きようです。徹底ぶりがうかがえます⤴️
 そして車🚙
 やはりドライビングポジションの姿勢が大切です👍

第2部 「疲れない生活習慣」で劇的に疲労回復!

PART8 睡眠
 ポイントは寝返りを増やすこと☝️
 そのためにはなんと言っても自分に合った寝具を選ぶことが重要です。
 ベッドは硬め、枕は中央を仰向けの高さにして両サイドを横向きの高さにすること🎵自分で調節もできますが、そのような枕も市販されていますよね😺個人的に使っているのはニトリの1000円くらいの枕です🥰
 他にも、睡眠の環境や寝るときの姿勢、入浴についても紹介されています。

PART9 食事
 食べるだけで疲れがとれるような魔法の食材はないけれど、食事で大切なことは噛みグセ(左右どちらかの奥歯ばかり使う)を直し、左右のバランスを整えること、腸内環境を整えることが大切です。
 他にも免疫力アップや必須アミノ酸のリジンとアルギニン、幸せホルモン「セロトニン」の材料であるトリプトファンなどについても書かれています。
 このような食事に関する言及を見ると、結局いろいろなものをバランスよく食べることが基本で、人それぞれの体調や生活によってそのバランスを変化させることに行き着くんだよね〜と毎回思います🤔

PART10 ストレッチ
 いいことだと思っていた寝起きにラジオ体操をしたり、仕事の合間にストレッチをしたりすることは、実は逆効果?
 体の中の深部体温が温まっていないまま筋肉に刺激を与えると、筋肉は一時的に緩んでも、時間が経つとさらに硬くなってしまうのだとか😱
 自分も仕事の合間のストレッチはよくやっているので、悪循環だったのか〜と衝撃を受けています🥲それでも、入浴後のストレッチは理にかなっていたことがわかり一安心です❤️
 このパートでは肩こり、腰痛、冷え性の解消、頭痛、眼精疲労予防のストレッチも紹介されていますので、気になる項目がある方はチェックしてみてください✨

PART11 メンタル
 メンタルの土台は技術力だと夏嶋さんは言っています。スポーツで技術を高める、仕事てプレゼンの準備を十分にする、これがメンタルを高めることにつながるそうです。
 確かに、ここまでやってダメならしょうがないと思えるまでとことんやることって大事ですよね☝️
 ここで紹介されている内容のキーワードは、心の柔軟性、脳疲労、フェイクスマイル、パワーポーズ、リラックス、イメージトレーニングスルー言葉です。 なるほど🤔と思う言葉もあれば、何それ?という言葉もあるのではないですか?

おわりに
 著者の夏嶋さんが、なぜ動作解析の専門家になったのかを述べて締めくくられています。

この「疲れないカラダ大図鑑」で紹介されているすべてを生活の中に取り入れるのは難しいかもしれませんが、これはできそう✨自分にとってこれは必要😊と感じる内容があるはずです❗

せっかく本を読んで、新たな情報を得たのに、何もしなければ何も変わりません。何事も行動あるのみ👍やって合わなければやめればいい☝️

ということで、睡眠のところで触れましたが、枕を変えて数ヶ月が経ちました。効果はわかりません💦でも、寝返りはしやすくなった実感はあります⤴️

毎日「疲れた~」と言っている方、この本を読んでみてはいかがでしょうか?

また長くなってしまいましたね💦
最後まで読んでいただきありがとうございました🙇

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?